広島戦プレビュー:夏場の天王山。


 どうも、いしかわごうです。

本日はエディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島戦。

首位・サンフレッチェ広島との大一番を迎えます。まさに「夏場の天王山」。なんだか受験生時代を思い出すようなフレーズですけど、そんな一戦となりました。

 カギを握るのは、ビルドアップとゴール前の崩しです。

というのも、前回の対戦では、試合終盤の長谷川竜也のゴールが誤審で取り消されたという事情はありましたが、それを差し引いても、いつもに比べても決定機の少ない試合でした。広島のタイトな守備ブロックを攻めあぐね、最後まで崩せませんでした。無得点で終わった同じ試合でも、決定「力」不足に泣いたのが前節のサガン鳥栖戦ならば、決定「機」不足で終わったのが第5節のサンフレッチェ広島戦でした。そこはしっかりと理解しておかなくてはなりません。

 まず前回の対戦では、谷口彰悟と車屋紳太郎のセンターバックコンビが、パトリックと工藤壮人の2トップのプレスにハマってしまい、なかなか後ろから剥がせませんでした。広島の前線の守備は、距離感やボールホルダーに詰めにいくタイミングが良いため、ボールを動かせるはずの熊本兄弟でも簡単にはかいくぐらせてくれません。後ろから思うようにゲームが作れなかったのは、あの試合での誤算でもありました。

そしてパスを受ける中盤のレシーバーに対しては、ファウルも辞さない覚悟で止めてきます。これでプレーが途切れてリズムがつかめず、攻撃のテンポを上げるのに苦労しました。

「ゲームを見てもらえばわかるが、プレーが途切れることが多くて自分たちのリズムを出せなかった。広島さんは厳しくチェックをかけてくることが多くて、ゲームコントロールという部分でうまくいかなかった」(エウシーニョ)

「球際や切り替えのところでファウル気味で止めに来た。そこでフラストレーションが溜まってしまう選手がいた。審判がコントロールしてくれれば良かったが、それもなかったので、自分たちのリズムが出ない試合だった」(谷口彰悟)

 あの試合後の談話です。そういう展開になっても、うまくゲームを進めていくこと。そしてフロンターレとしても、相手を動かす作業も少し足りなかったとも思います。当時は同サイドで崩し切る攻撃が多かったですが、幅を使ったり、サイドに飛ばす攻めを織り交ぜていく攻撃は今はできているので、そうした揺さぶりも使っていきたいところです。

・・・・とはいえ、両チームともにリーグ最小失点なので、実際にはセットプレーが勝敗を握りそうな気がしますが。

では、より詳しい試合の見所はこちらです。

ラインナップはこちらです。

1.継続か、変化か。敵地での首位攻防戦の気になる予想スタメンは?

2.「そこは余裕ではなく覚悟ですね。しっかりと受け入れてやり続ける。そういうものが出てきた」(鬼木監督)、「こういう厳しい試合、大事な試合を勝たないと優勝は見えてこないのはみんなわかっている」(小林悠)。首位・広島との大一番に臨むメンタリティーについて語るとき、指揮官と主将が語ったこと。

3.「相手のダブルボランチと2トップでどうシフトしてくるのか。あそこで一人はがしてくれれば、前も仕事がしやすい」(中村憲剛)、「あまりプレッシャーを感じすぎずに行きたい。思い切ってやるところだったりは、いつも通り」(谷口彰悟)。前回と同じビルドアップ対策を取ってくるであろう広島。展開できる最終ラインの真価が試されるゲーム。

4.「広島は鳥栖とは違う守り方をしてくる」(中村憲剛)、「球際も強く来るし、ファールでプレーを切ることをやってくることもある」(登里享平)。広島の土俵でサッカーをしないために。前回の敗戦から学ぶべき試合運びと、攻めあぐねた広島守備陣の攻略法。

5.警戒すべきは青山敏弘とパトリックのホットラインだけではない。細部にまで目を光らせ、水を漏らさぬ守備を遂行したい。

以上、5つのポイントで全部で約7000文字です。読み応えたっぷりなので、ぜひ試合前にどうぞ。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第23節・サンフレッチェ広島戦)

よろしくどうぞ。





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