長崎戦プレビュー:ゴールを決めるメンタリティーを語る小林悠。


どうも、いしかわごうです。
本日は等々力でV・ファーレン長崎戦です。

いつも思いますが、高田社長って、自分のクラブだけが良くなることではなくて、Jリーグ全体がもっと盛り上がっていくことを考えながら、話したり行動してくれてますよね。素晴らしい。フロンパークの賑わいや試合中の等々力の盛り上がりが、高田社長の目にはどんな風に映るのでしょうか。

・・・それにしても暑いです。
今日も猛烈な暑さで、関東地方は35℃越えの模様。取材をしていてもとにかく暑いです。ピッチ上で展開されているゲームの出来事も、この炎天下のシチュエーションと切り離しては語れないレベルです。

 この長崎戦に向けた試合運びに関して、選手達の口からは「メリハリ」というフレーズが多く聞かれました。メリハリをつけるためには、チームとしての意思統一がポイントになります。

 例えば天皇杯・水戸戦では、そこの意思統一が機能せず、チーム全体が間延びしがちで、さらに不用意なボールロストからカウンターを何度も浴びるなど、消耗の激しいゲームとなってしまいました。こういう行って来たりの展開の連続は、もっとも避けなくてはいけません。いかにチームとしての消耗を抑えるかがカギになりますね。

 そして夏といえば、小林悠がゴールを取り始める時期です。
札幌戦でゴールを決めており、本人もそういうメンタルに入ってきたそうです。あの札幌戦も、試合中に決定機を二度ほど外していて、普通の選手だったら、「今日は自分の日ではないなー」というメンタルになると思うんですけど、彼は「逆に(点が)取れそうだな。近づいているなって思ったんです」と話していました。

 なるほど。
決定機で外すと、「逆にチャンスだな」と思うんですね。ポジティブですなぁ。そして札幌戦のゴールは、敵に囲まれながらもシュートコースを作って決めてしまいました。現在の小林はそういう絶好調の状態にあるということです。今日もプレーも楽しみです。

試合の詳しい見所は、いつものように、ごうnoteで。ラインナップはこちらです。

1.「勝ち続けるしかない。いつもそうですけど、自分たち次第」(鬼木達監督)。コンディション回復に重点を置き、色気を出さずに目の前の一戦に集中するV・ファーレン長崎との初手合い。気になる予想スタメンは?

2.「チームとしてのまとまりはあるし、攻守両面で良い部分がある。その良いところを出させないで戦えるようにしたい」(阿部浩之)。長崎戦のポイントは、「いつも通り」をどれだけやり続けることができるか。

3.「ケンゴさんには『お前のそのメンタル、意味がわからない』と言われましたけど(笑)」(小林悠)。攻撃陣の機能性は問題無し。得点量産期間に入った小林悠が語る、ゴールを奪えるメンタリティーの秘密。

4.「(ボールを)取られたら俺のせいだから、どんどん自分に入れろって言いました」(小林悠)、「もっと(縦パスを)入れていいよと言われてます」(守田英正)。「ジュニーニョと中村憲剛」、「大久保嘉人と大島僚太」の系譜になりそうな、「小林悠と守田英正」の今後の関係性を読み解いてみる。

5.「コンパクトにしつつ、前目にコンパクトにするのか、後ろでコンパクトにするのか。そこはチーム全員で意思を合わせてやらないといけないと思います」(大島僚太)、「うまく、賢く戦うことが必要になる」(阿部浩之)。真夏の消耗戦で求められる、チーム全体のコンパクトさと試合運びでのメリハリ。

以上、5つのポイントで全部で約7000文字です。よろしくどうぞ。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第17節・V・ファーレン長崎戦)

ではでは。観戦される方は、水分摂取をしっかりと。





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