どうも、いしかわごうです。
本日は等々力競技場で浦和レッズ戦です。
開幕5戦未勝利だった浦和は、暫定だったアウトレイジ・大槻監督の指揮を経て、オザワルド・オリヴェイラ監督が就任しました。ただ初陣の柏レイソル戦、湘南ベルマーレ戦と2試合とも0-1で敗戦。2試合ともチェックしましたが、チームとして試行錯誤している状態なんでしょうね。攻守ともに、まだまだ整備し切れていない印象を受けました。
しかし、「うまくいっていないときのチームほど怖いものはない。受け身にならずに、隙をついていきたい」と阿部浩之選手が言えば、中村憲剛選手も「(自分たちとの試合で浦和が)変貌するかもしれない」と選手はみな強く警戒していました。
昨年のアジアチャンピオンですし、力のあるチームは何かの浮上する「きっかけ」が欲しいはずです。浦和からすれば、昨年のリーグチャンピオンである川崎フロンターレをアウェイで叩けば、これ以上ない「きっかけ」になると思って乗り込んでくることが予想されます。だからこそ、今日はそんな浦和をねじ伏せなくてはいけないわけです。
連戦が続くと、どうしても1試合1試合毎のテーマが「ボやけて」しまいがちですが、それでも大事な一戦であるとクリアに位置付けて臨みたいところです。
さて。
オリヴェイラ監督といえば、彼が鹿島の監督時代に高く評価されていたのが中村憲剛選手でした。
年末のJリーグアウォーズで顔を合わせるたび「鹿島に来るか?」、「ウチに移籍しないか?」などと冗談半分のラブコールを送っていたようです。2011年のJリーグアウォーズでは、この年限りで鹿島を退任し、翌年からブラジルのポタフォゴFRで指揮を執ることが決まっていたため、「外国人枠なら空いているぞ。ブラジルでプレーする気があるなら、オファーするぞ?」と半分本気で誘ったというエピソードもあるほどです。
・・・・どんだけ中村憲剛好きなんですかと。
なお、憲剛選手は、実はオリヴェイラ監督のもとでプレーした経験があります。
それはかつて行われていた、Jリーグのオールスターサッカーでのことです。2008年と2009年は、Jリーグと韓国・Kリーグ選抜の対戦だったのですが、J−ALLSTARSの監督はオリヴェイラでした。憲剛選手は2年とも出場していて、2009年のときは、抜け出しから反転しての技ありのゴールも決めています(4-1でJ−ALLSTARSの勝利)。
そのときのオリヴェイラ監督との思い出話を少し聞いてみたのですが、試合前ミーティングで、選手達を奮い立たせるアジテーション(扇動)はものすごい迫力だったそうで、あれには圧倒されたそうです。
・・・・とまぁ、そこらへんもごうnoteのプレビューで書いているので、読んでみてください。
プレビュー公開しています。約7500文字。中村憲剛とオリヴェイラ監督との数々のエピソードをぜひ。➡️ 試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第12節・浦和レッズ戦)|note(ノート) https://t.co/T0IHLZMaOT
— いしかわごう (@ishikawago) May 2, 2018
ラインナップは、こちらです。
1.「システムとか個人の質とか、サッカー的なところもあるが、そういうところは気力でカバーできると思っている」(中村憲剛)。気力の勝負になる浦和戦。気になる予想スタメンは?
2.「前から来られても、自分たちが押し込まれないようにしようとは話しています」(大島僚太)。「どんな守り方なのか、試合中に探り方を見つけていけば、特に変わることはない」(阿部浩之)。予想が立てづらい浦和の出方と守り方。浦和守備網をどうやって攻略していくか。
3.「後ろから勝利をたぐり寄せるようなことも大事だと思っている」。奈良竜樹が語った、苦しいときほど強気であり続けることの必要性。
4.「絶対に勝つ!勝つぞ!勝つぞ!」。中村憲剛が垣間見た、オリヴェイラ監督のモチベーターとしての手腕。JOMO CUP2009のミーティングで圧倒されたアジテーションとは?
5.泥臭く、したたかに。そして圧倒できなくても勝つ。連戦で求められる勝ち切る強さに、必要なこととは?
以上5つのポイントで約7500文字です。なかなか出方の読めない浦和レッズですが、今回のプレビューでは、そこも含めた試合のポイントを語っています。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第12節・浦和レッズ戦)
よろしくどうぞ。