どうも、いしかわごうです。
本日はアウェイでサガン鳥栖戦です。
鳥栖の攻撃の特徴として、ロングボールの多いチームだという点があります。
狙いはロングボール一発で得点するのではなく、最終ラインの背後を突くボールを繰り出すことで、チーム全体を間延びさせようというものです。例えばフロンターレに対して陣形を間延びさせることができれば、選手同士の距離感にも狂いが生じさせ、そこから始まるパスワークも循環しにくくなります。
試合前日の紅白戦で、鬼木監督は「コンパクト!」というフレーズを何度も使って意識させていました。対峙するフロンターレ守備陣としては、ロングボールの対応とともに、そこからいかにスムーズな攻撃につなげていけるのか、というところもポイントになります。ディフェンスリーダーの谷口彰悟選手は、「弾く」よりも「つなぐ」を意識していると言います。
「(ロングボールで)競り負けないこと。あとはそのロングボールを弾くのか。それともしっかりとつなぐのか。そこをはっきりさせることで、相手に勢いを持たせないことが大事になる。こういう連戦でチーム全体が間延びしてしまうシーンが出てくるかもしれないが、そこはタフな戦いになることも覚悟して臨みたい」
次に、最終ラインがつなげずに、弾いたボールをどう拾うのか。そのセカンドボールの争奪戦に燃えているのが、新人・守田英正選手です。もしこの試合でフロンターレの攻撃シーンが多い展開になるとすれば、その影にはクリアボールをつなぎまくる最終ラインと、そしてセカンドボールを拾いまくる守田英正選手の姿があるかもしれません。
注目してみてください。
こういった試合のポイントを意識して試合を観戦したい向けに、ごうnoteで詳しくプレビューしております。
プレビュー公開中。鳥栖のシステムの噛み合わせから、サイドバックの位置取りがカギを握る理由を語っています。あとはベンチワークも注目ですね。約6000文字です。➡️ 試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第10節・サガン鳥栖戦)|note(ノート) https://t.co/GMeUWIOhry
— いしかわごう (@ishikawago) April 24, 2018
ラインナップはこちらです。
1.「みんなが臨戦態勢だし、準備をしなくてはいけない」(中村憲剛)。小林悠と大島僚太の練習復帰で迎えるリーグ4連戦のファーストラウンド。気になる予想スタメンは?
2.「それをどの試合でも出さないといけないと思います」(車屋紳太郎)。オフ明けのミーティングで、鬼木監督が選手たちに伝えたこととは?
3.仙台戦での学んだ教訓を生かすべき鳥栖戦。サイドバックの「位置取り」で、システムの齟齬を突くことが、ゴールへの近道になる。
4.「ロングボールを弾くのか。それともしっかりとつなぐのか。そこをはっきりさせることで、相手に勢いを持たせないことが大事になる」(谷口彰悟)。「フロンターレではセカンドボールを拾ってという役割を自分がしたい」(守田英正)。対鳥栖戦で「つなげるタニグチ」と「拾えるモリタ」が攻守のキーマンになる理由とは?
5.「ここから自分の逆襲を始めていきたい」(小林悠)。我慢比べの試合が予想される中で、注目したい鬼木監督のベンチワーク。ベンチでギラつく男達を、どう使いこなすのか。
以上、5つのポイントで約6000文字です。
今日は平日ナイターの鳥栖アウェイですから、DAZN観戦やNHKのBS観戦の人も多いかもしれません。ぜひプレビューを読んで観戦してみてください。よろしくどうぞ。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第10節・サガン鳥栖戦)
ではでは。