中村憲剛選手の新刊「サッカー上達のためのマインドとメソッド」の撮影裏話。


 どうも、いしかわごうです。

中村憲剛選手の新刊「サッカー上達のためのマインドとメソッド」が発売となりました。

 本の制作裏話を少しすると、この本の写真撮影を行ったのは、2017年11月のルヴァンカップ決勝戦直後でした。

・・・・本当ならば、初優勝して気分良く撮影するつもりだったのですが、セレッソ大阪に負けて、またも準優勝。なかなか、気まずいタイミングでした・苦笑。

 ちなみにスケジュール的には、チームは決勝後は三日間のオフでした。その最初の二日間、憲剛選手は家族以外の誰とも会わず、勝てなかった原因について、ああでもない、こうでもないとずーーーーーーーっと、考えていたそうです。

 そのオフの三日目が、この本の撮影だったんです。場所は川崎の富士通スタジアム。

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天気は良く撮影日和。撮影中は特に落ち込んだいる様子もなかったので、ルヴァンカップからの心の切り替えは出来ていたのかなと思っていたのですが、後々に聞くと、やはり最初はまだモヤモヤしていたそうです。

 しかし「止める」や「蹴る」のデモンストレーションでボールを丁寧に蹴っているうちに、モヤモヤが頭から吹き飛んでいったのだとか。そして撮影が終わった後は、気持ちも前向きになっていて、「自分の頭の中をこんなに空っぽにしてくれるなんて、サッカーの力ってすごいな」って、あらためて感じたのだとか。

 ある意味、原点でもあるサッカーの楽しさを思い出すきっかけにもなったというわけです。

その一ヶ月後に、まさか奇跡的な大逆転で初タイトルが転がり込んでくるのだから・・・・サッカーの神様っているんですね。

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そう考えると、実に思い出深い一冊でもあります。本屋で見かけた際は、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。技術の本ですが、憲剛選手の考えもたくさん語っているサッカー本ですよ。

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