「監督たちの流儀」〜土地を切り開く風間監督と、土地に足をつけて仕事をする鬼木監督。


 どうも、いしかわごうです。

 今回も名古屋グランパス戦取材の雑記を。
ちょっと引っ張りすぎかなとも思いますけど、代表日程の関係でJ1リーグは次の試合まで間隔が空いているので、気にせず書きます・笑。

 豊田スタジアム取材で、サッカーライターの大先輩・西部謙司さんとお会いしました。自分がライターになる前から西部さんの書籍をよく読んでいましたし、戦術解説のわかりやすさ、文章の読みやすさには、個人的にも影響を受けた方でもあります。いまだにお手本にもさせてもらっています。

Jリーグではジェフ千葉を軸に取材されているので、西部さんと現場でお会いする機会はあまりないのですが、今回は風間監督の率いる名古屋と鬼木フロンターレの初対決ということもあり、わざわざ名古屋まで足を運んだとのことでした。西部さんは風間監督の書籍も書かれていますからね。

このゲームのレポートは、西部さんのWebマガジンに掲載されています。

未来のナショナルダービー…局面で名古屋、全体で川崎F【戦術分析:国内】J1第4節

今年の1月位に西部さんの「監督たちの流儀」(内外出版社)を献本いただいたのですが、書評というか感想を書いていなかったなぁと思っていたので、紹介したいと思います。

 サッカー監督のマネジメントに関する内容で、いろいろな監督のチーム作りやアプローチを通して見える、監督たちの哲学や生き様にも触れています。

紹介されている監督は国内外問わずなのですが、風間八宏監督の章もありますし、偉大な前任者からスタイルを継承して成功をおさめたクラブの例として、川崎フロンターレと鬼木監督についての記述もあります。

天才型の風間監督は孤高の存在と言っていいだろう。
監督が何を考えているのか本当に理解している選手はおそらく一人もいないと思う。間違いなく選手を上達させ、チームを強くするが、一体感となると疑問符がつく。普通の言葉で話す鬼木監督にカリスマ性は薄いかもしないが、そのかわり選手と同じ目線での会話が成立するので一体感を作りやすい。パイオニアが切り拓いた土地に実った果実を収穫にするには、さらに荒野を目指すよりも、そこで地に足をつけて仕事をする人が相応しいのだろう。

この “ パイオニアが切り拓いた土地に実った果実を収穫にするには、さらに荒野を目指すよりも、そこで地に足をつけて仕事をする人が相応しいのだろう。 ” というくだりは、「まさに!」という感じですね。

 建物に例えるならば、前任者は設計図から作り直した上で、新築の建て替えを行ったわけですから、後任者には無理に建物を解体するのではなく、自分なりに改装リフォームを進めていける人材のほうがふさわしいわけです。そういうチームマネジメントの話なども、様々な監督の例やクラブを引き合いにして、紹介されています。

なお、僕のゲームレビューは、noteで公開しています。

鬼木監督と風間監督のチーム作りの違いは、五角形のレーダーチャートに例えて語っていますよ。10000文字と読み応え十分ですので、よろしくどうぞ。

鬼木フロンターレと風間グランパス。それぞれのスタイルで進んでいく、お互いの道。(リーグ第4節・名古屋グランパス戦:1-0)。

ではでは。





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