どうも、いしかわごうです。
本日は13時から等々力でガンバ大阪戦ですね。
水曜ナイターゲーム、土曜デーゲームという試合間隔での連戦はかなりタイトです。選手はもちろん、応援するサポーターも大変だと思いますが、プレビューとレビューを書くライターも、取材と執筆がわりと大変です。あはは。
さて。
これだけ試合間隔が短いと、試合のポイントや見どころを見出すのもなかなか難しいのですが、そこだけはごまかさずに書いていきたいと思います。詳しくはプレビューに書きましたが、ガンバ守備陣の攻略ポイントをもうひとつ挙げるならば、ACLのメルボルン戦と同様に、「地上戦で揺さぶること」だと思っています。
ガンバの最終ラインに君臨しているのは、ファビオと三浦弦太選手のセンターバックコンビです。人に対するアプローチが強く、高さもあるためエアバトルにも強い両者なので堅そうなエリアなんですが、だからこそ、空中戦で勝負するよりも、地上戦で彼らを動かして仕留めたほうが得策です。
例えばガンバ大阪は前節に鹿島アントラーズと対戦してますが、金崎夢生選手のあげた決勝弾は、ガンバのCBであるファビオが地上戦で振り切られたことで生まれたニアサイドのエリアに、グラウンダーのクロスに飛び込んで決めた形ですね。
「地上戦で揺さぶる」という崩しは、メルボルン戦で登里享平選手が決めた2点目がそうでした。あの場面は右サイドのエウシーニョ→大島僚太→小林悠の折り返しという流れですが、アシストした小林悠選手は、大島僚太選手の配給した「横パスの後の背後のパス」をずっと要求していたと明かします。
「一回、サイドに出せば(相手の)視野も変わるし、それで背後も取りやすくなる。そのタイミングで出して欲しいというのは、リョウタにはすごく言っていました。息のあったコンビネーションで崩せたと思います。(パスを出した先の相手が)誰かな?と思ったら、ノボリだったのは、ちょっとビックリしましたけど(笑)」(小林悠)
なので、この試合も横パスで視線を動かしてから、いかに縦パスを通すか。横と縦のテンポでガンバ大阪守備陣を揺さぶれるかに注目です。
・・・プレビューでは、こんな感じで試合の見どころを深掘りしています。
「ガツガツ来てくれたほうがいいですね」(小林悠)、「食いつきは癖があるかもしれない」(中村憲剛)。ガンバ守備陣の突きどころを掘り下げています。約6000文字。/ 試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第3節・ガンバ大阪戦)|note(ノート) https://t.co/HiMrCx7yv2
— いしかわごう (@ishikawago) March 9, 2018
1.エドゥアルド、チョン・ソンリョンが合流。中二日で臨むガンバ大阪戦。気になる予想スタメンは?
2.「話をしながらやれればいいかな。心配はしていないです」(中村憲剛)、「変に気を使うこともない。思い切ってやりたいですね」(小林悠)。意外といえば意外な前線のユニット。阿吽の呼吸を繰り出せるか?
3.「ガツガツ来てくれたほうがいいですね。背後を取りやすいから」(小林悠)、「食いつきは癖があるかもしれない。そこをうまく利用できればいいね」(中村憲剛)。公式戦3試合で8失点。隙が生まれがちなガンバ守備陣の狙いどころとは?
4.失点が続くセットプレー問題。豊富なキャリアと経験を持つチョン・ソンリョンが語ったスタンスとは?
5.「連戦なので、効率よく戦わないといけないですよね」(登里享平)、「もっと楽にゲームを進めるようにしていきたいと思っている」(家長昭博)。中二日の連戦だからこそ、より心がけたいゲームの進め方と終わらせ方。
以上、5つのポイントで約6000文字です。読みごたえ充分なので、試合前に読んで、試合のイメージを高めてみてくださいね。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第3節・ガンバ大阪戦)
ではでは。