ゼロックス・C大阪戦レビュー:悔しいが、これでいい。


 どうも、いしかわごうです。

先週末は、富士ゼロックススーパーカップの取材で埼玉スタジアム2002へ。

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去年からフロンターレの試合取材は等々力と埼スタばっかりだな・・・と感じていたんですけど、調べてみたら、去年のシーズン終盤はルヴァン決勝(埼スタ)→リーグG大阪戦(等々力)→リーグ浦和戦(埼スタ)→リーグ大宮戦(等々力)と、埼スタと等々力の繰り返しが2回続いてシーズンが終わっているんですよね。

 そして今年もゼロックス(埼スタ)→ACL開幕(等々力)とまた交互に続いているというね。3回も続くのはかなり珍しい気がします・笑。

 試合のほうはというと、2-3の敗戦。
天皇杯覇者のセレッソ、強かったですね。コンディションの部分で「動き」の差を感じましたし、ボールが走らないピッチ状態も相まって、ボールスピードが上がらないフロンターレは、うまく対応できませんでした。

 ただ試合を通じて少なからず収穫もあったと思います。そこらへんはレビューをお読みください。

今回のラインナップはこちら。

1.後手を踏み続けた立ち上がりの時間帯と、耐えきれずに喫した失点。「うまくテンポが上がらなかったときに、『じゃあ、失点しました』というのでは今までと一緒。それでも我慢して自分たちの流れに持ってきたのが優勝できたひとつの要因。そこはもうひとつ引き締めないといけない」(中村憲剛)。選手、それぞれが感じた課題は?

2.「セレッソさんがすごくコンパクトにして、芝生が乾いた状態だったので、なかなかボールが走らなかった」(エドゥアルド・ネット)、「前半は孤立してしまった。なかなかボールを触れなかったし、運べていなかった」(小林悠)、「うちは中を崩す。そこはうまく見せつつ、もうちょっとサイドを使いながら、もう一回、中に戻す。そういう展開にできればよかった」(田坂祐介)。リズムが出せなかった前半の攻撃陣。かみ合わなかった要因は?

3.「奪ってから中途半端につなぐというよりも、切り返してでも良いから陣地を挽回したほうが良かったのかな。なるべく前にいって、相手陣地でやること。それは心がけていました」(大島僚太)。大久保嘉人と大島僚太による「プランB」がもたらした、後半の変化。

4.「この次が大事だと思います。同じようなミスをしない。同じシーンで同じようにやられないことですね」(守田英正)。デビュー戦で及第点の出来も、判断ミスで招いた失点を悔やむ新人・守田は、次を見据える。

5.「ヨシトさんは、ただ単に普通に入るだけじゃない選手。逆を取るだろうなと思ったし、逆を取るならあそこしかないと思った」(長谷川竜也)。帰還した「川崎のヨシト」と、今シーズンも健在のジョーカー・タツヤ。

 以上、5つのポイントで約7000文字です。

「なるべく前にいって、相手陣地でやること。それは心がけていました」(大島僚太)。復帰したリョウタと帰還したヨシトがもたらした、後半のケミストリー。(ゼロックス・C大阪戦:2-3)

個人的には「・・・悔しい!・・・悔しい!だが、これでいい!」といったところでしょうか・笑。

そして試合翌日、中村憲剛選手は、こんなことを話してくれました。

「うまくテンポが上がらなかったときに、『じゃあ、失点しました』というのでは今までと一緒。それでも我慢して自分たちの流れに持ってきたのが優勝できたひとつの要因。そこはもうひとつ引き締めないといけない」

 反省すべきところは反省して、しっかりと明日のACL開幕戦に生かしてほしいと思います。





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