ACL上海戦プレビュー:あの日以来の等々力。


どうも、いしかわごうです。

 本日は等々力競技場で中国の上海上港戦。
フロンターレにとっては、リーグ初優勝を果たした、あの日以来の等々力でのプレーになります。そのピッチに、フロンターレから旅立って、セレソンまでのぼりつめたフッキが帰還するというのも、何かの巡り合わせでしょうか。フッキにとっては10年ぶりなんですよね。

 さて。ACLです。
前大会ベスト8で、リーグ王者として出場する川崎フロンターレがいるグループFは、去年のACLベスト4の上海上港、韓国の蔚山現代、そしてオーストラリアのメルボルン・ビクトリーと、強豪がひしめくグループとなっていて、厳しい戦いになると思います。

 ゼロックスの敗戦の翌日、そして試合前日にも取材に行きましたが、チーム全体に良い緊張感が漂っており、試合前日会見での鬼木監督は「やってきたことを思い出す。原点回帰、これに尽きる。球際だったり、攻守の切り替えだったり、口だけではなくしっかりと行動で示すことが大事になる」と語気を強めました。今日が、本格的なスタートなのだと思います。

中二日での試合となるので、コンディション的な部分も含めて気になるところですが、「変に時間が空くよりも、すぐに試合があったほうが、良いテンションでできると思ってます。こないだの反省という部分をすぐに試合にぶつけられる」と奈良選手。選手には、ゼロックスの敗戦による悔しい思いも表現して欲しいですね。

では本日の見どころです。

ラインナップはこちらです。

1.車屋紳太郎の出場停止とエウシーニョの復帰。中二日で臨むACL初戦の気になる予想スタメンは?

2.「変えちゃいけないところは、僕たちがボールを保持して相手を押し込むということの考え方。それをするために、どうボールを持つか、どうボールを運ぶか」(大島僚太)。ゼロックスでは、なぜ距離感が近すぎたのか。そして上海上港戦では「いつもの距離感」で戦える理由。

3.「強敵ですし、その分、やりがいがある。DFラインだけじゃないけど、力の見せ所でもある」(谷口彰悟)、「それをやって初めて守れるかどうかというギリギリの相手」(奈良竜樹)。やるべきことをやれば、恐れるものは何もない。CBコンビが語った守備の自信とは?

4.「やっぱりフッキじゃないですか。強力ですね。それをどう封じるのか」(中村憲剛)。過去の経験から、効果的なフッキ対策を考えてみる。

以上、4つのポイントで約6000文字です。

試合前に一読してもらえると、幸いです。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第1節・上海上港戦)

よろしくどうぞ。





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