ルヴァンカップ決勝レビュー:自分なりの着地点。


 どうも、いしかわごうです。

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 ルヴァンカップ決勝の敗戦から少し時間が経ちました。

 あの決勝の負けをどう受け止めれば良いのか。
選手もサポーターも、自分の気持ちの折り合いをつけるのが難しかったのではないかと思います。

 僕自身もすごく難しかったですね。
もちろん、書き手なので、原稿として文字でアウトプットすることで、自分なりには整理して消化しています。あの試合を見直す作業は苦しかったですけど、そうやって振り返る作業をすることで自分なりの着地点というか、気持ちの落とし所を見つけているような感覚はあります。

ただだからといって、「決勝で負けました。なぜなら、これとこれがうまくいかなかったから勝てませんでした。じゃあ、リーグ戦に切り替えましょう」とか、そんなに簡単に割り切れるものでもありません。何の思い入れもなければできたんでしょうけどそうではないですから。それに少し時間が経たないと見えてこないもの、湧いてこない感情もありますので。

 ピッチに目を向けると、この決勝戦に関しては、ゲーム内容をどう見るかにも悩ましい部分がありました。
 
 ゲーム全体の構図を決めたのが、開始直後の失点だったからです。ビッグマッチにおけるあの失点という現象をどう捉えたらよいのか。

将棋で言うならば、初手でいきなり間違えて指してしまい、そのまま相手に穴熊囲いを作られて守られてしまったようなものです。間違えた後に、うまく巻き返し(リカバー)できなかった部分にフォーカスすべきか、それとも、「なんで間違えてしまったのか」という、そもそものところまでさかのぼって論ずるべきか。

 noteでは、「ゲームレビュー」という性質上、前者の視点で論じていますが、いろいろな意見を聞くと、後者のところに目を向けて論じる余地もあったのかな、という気もします。ただそっちのエリアを掘ったら掘ったで、またモヤモヤしそうですが。

 ルヴァン決勝後の中村憲剛選手が「どれだけ(経験を)積めばいいのか。正直分からない」と漏らしてましたが、そうやって突き詰めていくと、本当にサッカーがわからなくなってきます。たぶんどれだけ考えても答えなんて出ないのでしょうけど。

・・・・ということで、答えはわからないですけど、自分なりの着地点を見つけながら書いたゲームレビューです。

1.「もう少しエリアの中に入れればよかったが、相手はエリアの前でブロックを組んで阻止してきた」(エドゥアルド・ネット)。予想以上に窮屈だった中央エリアと、崩しのプレー選択に垣間見る決勝戦特有の難しさ。

2.「なかなかこっちにボールが入って来なくて、(ハーフタイムには)リョウタ(大島僚太)に『もっとボールを振って欲しい』と伝えました」(車屋紳太郎)。前半の右サイドは使えていたのか、それとも、使わされていたのか問題。そして左サイドにボールが配給されにくかった原因とは?

3. 「仕掛けていこうと思っていたし、左の時は良い仕掛けができていた」(長谷川竜也)、「最後のクロスのところも、もう少し、相手の足に当たって中まで送れなかった」(車屋紳太郎)。巻き返しのリズムを掴むも決定打を出せなかった後半の左サイド。そして堅いセレッソの巧妙だったカウンター設計。

4.「選手を見る眼」に自信を持つ指揮官を悩ませたベンチメンバーの選考。そして「ボタンのかけ違い」が起きた采配を検証する。

5.「クロスを上げるところまではいくけれど、上げさせられているというか・・・・相手の術中にはまっている感じはありました」(知念慶)、「正直、あと数センチのところ。合わなかった理由は・・・」(長谷川竜也)。チームの「噛み合わなさ」を象徴した終盤の光景。

6.「どれだけ(経験を)積めばいいのか。正直分からない」(中村憲剛)、「そこで上回らないと優勝できない」(谷口彰悟)。選手たちが語った完敗の要因と、試合後のミックスゾーンで感じたこと。

以上、6つのポイントで冒頭の部分も含めて全部で約10000文字です。まだモヤモヤしている方はどうぞ。

「噛み合わなさ」を象徴した終盤の光景。そして試合後のミックスゾーンで感じたこと。(ルヴァンカップ決勝・セレッソ大阪戦:0-2)

 読者の方から「救われました」との感想を多数いただき、うれしく思います。

ではでは。

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