横浜FM戦プレビュー:ポイントはサイドにあるが、楽しみなのは真ん中の駆け引き。「悪い思い出はあんまりないですね。宏樹さんの最後の試合とか、ジュニーニョの最後のホームとか」(大島僚太)。


どうも、いしかわごうです。

本日は横浜F・マリノスとの神奈川ダービーですね。前回は0-2での敗戦。

「彼らが戻らないときはチャンスでもあるが、ピンチでもある。だから、攻撃を完結させないといけない」

 これは「前回」の対戦前に中村憲剛選手が話していたポイントです。

 「彼ら」とは両サイドのマルティノスと齋藤学選手のこと。
マリノスのサイドアタッカーは、守備のときに前線で攻め残りをすることで、奪ってからのカウンターに備えていることがあります。スラムダンクで「牧(紳一)は守りながら攻めてくるんだ……!!」という宮城リョータのフレーズがありましたが、ボールを保持して押し込んでもフロンターレの両サイドバックは、カウンターのリスクマネジメントを考えておかねばならない状態でした。車屋紳太郎選手はそこでの局面勝負を楽しみにしていました。

「マルティノスは、Jリーグでも屈指のドリブラーだけど、楽しみな部分もある。たまに守備をサボって残ってカウンターの起点になるが、そのカウンターを怖がると自分の良さが出ないので。良いタイミングで前に前にとやることだと思います」

 マリノスは駆け引きを徹底してくるでしょうし、サイドバックの背後は狙ってくると思います。前回の対戦時も、守備ブロックで引っ掛けてボールを奪い、攻守が切り替わった瞬間、素早くボールを奪い返しにくるフロンターレの選手に対して、その瞬間に大きく生まれているスペースに展開する攻撃を繰り出してきました。センターフォワードのウーゴ・ヴィエイラをサイドのスペースに走らせる、あるいは両サイド、特にマルティノスに展開することでそこを起点にしてカウンターで押し返すことでフロンターレ守備陣に圧力を与えていました。今回もそこのポイントは変わらないと思います。

 サイドもポイントですが、中央の攻防も楽しみです。
今回は前回の対戦時にはいなかった10番・大島僚太選手がいます。相手の中盤は若い選手が多いですから、真ん中の駆け引きも楽しみです。

なおマリノス戦の印象を聞くと、「悪い思い出はあんまりないですね。宏樹さんの最後の試合(2013年)とか、ジュニーニョの最後のホームとか・・・・(2011年)」などと話してくれました。なんだかんだで大島選手もクラブの歴史を経験している選手になっているんだよなぁ、と実感します。

さてピッチ上での試合の見所は、ごうnoteで。

ラインナップはこちらです。

1.ルヴァン杯で採用した3バックを継続か。それとも普段着の4バックか。気になる予想スタメンは?

2.「空いてそうだけど空いてない・・・・じゃなくて、空いているから空いている。」(中村憲剛)。5試合連続無失点。空いている場所を「見せない」守り方がうまいマリノス守備陣だからこそ、ポイントはそこに惑わされないことにある。

3.「普通のプレーばかりでは崩せないと思います。安パイなプレーばかり選ぶよりも、相手が嫌なプレーを選んでいきたいですね」(小林悠)。「いつも通りにやること」と「いつもと違うと思わせること」。この両立でリズムを作れ。

4.「切り替えのところ。ボールのつなぎ方と失い場所をはっきりさせないといけない」(大島僚太)。気をつけなくてはいけない「ボールの失い方」における、2つのポイントとは?

5.攻め残ってカウンターを狙うドリブラーとの攻防で、最終ラインの舵取り。「攻め残っている分、攻撃のスペースがあるということ」(谷口彰悟)、「相手陣に釘付けできれば、向こうのカウンターも長い距離を走ってパワーを使わないといけない」(奈良竜樹)

以上、5つのポイントで冒頭部分も含めて約6500文字です。等々力までの道すがらで、ぜひ読んでみてください。試合が14倍ぐらい面白くなりますよ(たぶん)。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第25節・横浜F・マリノス戦)

ではでは。





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