ACL浦和戦(1st)レビュー:真夏のパスワークとハードワークと、そこにいるエウソン。


 どうも、いしかわごうです。
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等々力競技場でのACL準々決勝1stレグ・浦和レッズ戦は3-1で勝利。

https://twitter.com/J_League/status/900523402984800256

 実はこの試合前日のタイミングでフロンターレのピックアッププレイヤーのコーナーに掲載されたのが、エウシーニョの原稿でした。

 なので、「浦和戦でエウシーニョが活躍したら嬉しいなぁ」などと漠然と思っていたのですが、「そこにエウソン!」が豪快に炸裂しました・笑。

「(自分は)右サイドからゆっくり出ていきましたが、左サイドが勢い良く出て行った。前を見たら大きなスペースがあったので、そこにめがけて走って行きました」とは、あのゴールを振り返った本人談。よく見ると、1点目の場面でもゴール前に入っていって相手を引きつけてますし、3点目の場面もニアサイドに流れて相手を釣ってるんですよね。3点全部に顔を出しているサイドバック(3点目の時は右サイドハーフでしたが)・・・さすがです。

あの「そこにエウソン」の秘密については、ピックアッププレーヤーの中でも紹介されているので、ぜひ読んでみてくださいね。

・・・なお原稿は8月前に送っていたので、「いつ掲載されるのかな?」と楽しみにしていたのですが、絶妙のタイミングで掲載となりました。あっざーす。

 さてこの日の等々力といえば、気候抜きには語れません。
自分は試合開始2時間前ほどに等々力に到着していたのですが、記者控え室前の廊下を歩いていたら、熱中症で体調不良を起こした思われる浦和のサポーターがタンカで医務室に運ばれていきました。まだ試合前にもかかわらず、です。

 キックオフ時の気温は29度。湿度は87%。まるでサウナのような状態で、記者席からでも息苦しさを感じるほどの暑さでした。ペース配分や試合運びについて、これがどう影響していたのか。

 試合後のミックスゾーンで阿部浩之選手に聞くと、「相手が引いてくれたおかげで、ボールを持ててた。この気候もあって、向こうのほうがきつかったと思う」と話していました。

 川崎フロンターレとしては、いわばボールを握り続けるという「普段着のサッカー」だったわけですが、一方の浦和レッズは、事前の予想とは違った顔を見せてきた前半でした。その差も出たような試合だったと思います。

・・・・ってなわけで、詳しくはレビューで公開しています。

ラインナップはこちらです。

1.「ボールを支配していたし、切り替えの部分でみんなが戻っていた」(阿部浩之)、「失点を怖がっているのかなという感じがした」(谷口彰悟)。前半の浦和を、ノーチャンスで沈黙させた理由。

2.札幌戦とは違った浦和5バックの攻略ポイントとは?そして浦和守備陣の「泣きどころ」をめぐる攻防戦。

3.浦和守備陣の攻略の鍵は「マウリシオを持ち場から動かすこと」にあり。見事だった2ゴールを深く読み解く。

4.「僕とショウゴくんしか見ていなくて・・・サイドバックが残っていたみたいなことを言われました」(奈良竜樹)。一瞬のエアポケットによる失点。あのとき、何が起きていた?

5.難解だった失点後の進め方。「やりながらどうしようかとは思っていました」(小林悠)。中村憲剛不在のピッチで、試合巧者・阿部浩之が見せていたチームを落ち着かせる試合運び。

6.攻守に際立っていた家長昭博のハードワークぶり。個人的にしびれた場面は、これだ!

 以上、6つのポイントで冒頭部分も含めると全部で約7500文字ほどです。ちょうど翌日に発表された日本代表についても少しだけ語っています。

よろしくどうぞ!

浦和守備陣の攻略の鍵は「マウリシオを持ち場から動かすこと」にあり。必然で崩した3得点と、真夏のハードワーク。(ACL準々決勝1stレグ・浦和レッズ戦:3-1)

ではでは。





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