新潟戦プレビュー:それを使わずとも、選択肢を見せることも大事。


 どうも、いしかわごうです。

 本日はアルビレックス新潟戦です。
ビッグスワンで試合をするときは、だいたい夏場のイメージがあります。すごく蒸し暑いというね。

 試合のポイントとしては、何と言っても、先に失点しないことです。
サガン鳥栖戦(3-2)、ジュビロ磐田戦(2-5)、FC東京戦(1-1)と直近の3試合をみると、いずれも相手に先制点を許してしまっています。先制点はいつも大事ですが、夏場の連戦で先に失点すると、本当に試合が厳しくなります。それは、この3試合の苦戦ぶりを見れば明らかです。

 ただ新潟は前線の攻撃陣にいるブラジル人トリオがやっかいですね。

 新加入FW・タンキは攻守に馬力があり、前からのプレッシャーをかなり精力的にやってきます。前節の横浜F・マリノス戦ではビルドアップをうまくひっかけ、超決定的なショートカウンターも作り出しています。シュートインパクトもかなりのものですし、一発で流れを変えられるストライカーといったところです。

 左サイドハーフのホニは、前回の対戦では欠場しましたが、対戦前にフロンターレの守備陣がこぞって名前を挙げて警戒していた選手でもあります。どっちつかずなルーズをボールを一人で追いついて、そのままフィニッシュまで持ち込んでしまう強引さもあります。そこに出場停止明けとなる10番のチアゴ・ガリャルドが加わります。このトリオはやっかいです。

 そして右サイドハーフには、矢野貴章。
呂比須体制では、サイドバックではなく二列目で起用されているようです。ブラジル人選手の「速さ」とは違い、「高さ」を攻撃にもたらす存在です。前回の対戦では、筋肉系のトラブルで途中交代してしまいましたが、セットプレーで彼の高さで何度か決定的なピンチを作られていたのを忘れてはいけません。

2列目なので、セットプレーだけではなく、試合の流れからクロスに飛び込んでくる場面もあると思います。FC東京戦で、フロンターレはこのクロス対応に課題を残しましたから、そこの改善という意味でも注意しなくてはいけません。この試合に関して言えば、その修正をうまくまぶした最終ラインにしていますが。

 新潟は、高い位置で引っ掛けてのショートカウンターを狙ってくると思います。

 そこをうまくはがして、先制点を奪えるかですね。
FC東京戦終、攻撃面の課題として「中と外の使い分け」というフレーズが選手の口から聞かれました。詳しくはプレビューに書きましたが、要は「選択肢を見せること」が大事になります。

 スラムダンクで、山王戦での流川楓が沢北栄治との1対1で勝てなかったのは、1対1の局面になった流川が、1対1「しか」仕掛けなかったからです。そこから1対1で「パスもある」という「選択肢を見せた」ことで、今度は沢北が対応に迷いが出て、1対1でも流川が突破できるようになりました。選択肢は、それを使わなくても、見せることも大事なのです。中と外の使い分けとは、そういう話だと思います。

 そのほか、スタメン変更や配置の変更に関する考察や試合展望は、ごうnoteで詳しく書いております。

今回のラインナップはこちらです。

1.「ターンオーバーとまではいかないが、全員の力があらためて大事になる」(鬼木監督)。中三日で臨む鬼門・ビッグスワン。気になる予想スタメンは?

2.「自分たちで打破するしかない」と力を込める中村憲剛。苦戦を強いられたリーグ戦直近の3試合の共通点と、夏場の連戦だからこそ心がけておくべき試合運びとは?

3.攻撃のときに、どう中と外を使い分けるか問題。「サイドからという選択肢があることが、中を使える状況を作れる」(阿部浩之)、「そこの使い分けとすり合わせだと思います」(小林悠)。前節までの課題を改善できるか。

4.最終ラインに変化あり。そして高い位置からプレッシングを敢行してくる新潟だからこそ注目すべき、谷口彰悟の配給力。

5.「ボールを持ってなくても、持っていても仕掛けたい」(長谷川竜也)。思い出して欲しい等々力での新潟戦。追加点は、彼の「仕掛け」から始まっている。

以上、5つのポイントで約6500文字です。

よろしくどうぞ。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第21節・アルビレックス新潟戦)

ではでは。





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