神戸戦プレビュー:「そこは覚悟しています」。谷口彰悟が向き合い続けるもの。







どうも、いしかわごうです。

 今日から7月ですね。
等々力陸上競技場でヴィッセル神戸戦となっております。

 敵将がネルシーニョ監督ということで、選手たちはみな「ウチの長所を消してくる」と警戒しています。では、具体的にどこに策略を練ってくるのか。
 
 「いろんなところに」としか言いようがないのですが、例を挙げるならば、フロンターレの最終ラインでのビルドアップに対してもいろいろと仕掛けてくるとおもいます。

 柏レイソル時代からそうでしたが、ネルシーニョ監督のフロンターレ対策の特徴として、ビルドアップ力に優れていないセンターバックにボールを持たせるような守り方をしてくるというのがあります。

 例えば、2014年の等々力での柏レイソル戦(1-1)を覚えているでしょうか。
この試合では柏のFWであるレアンドロが、センターバックのジェシと井川祐輔の間に立つことで、二人のパス交換をさりげなく寸断。そしてあえて右センターバックであるジェシにボールを持たせようとしてました。

 このときのフロンターレの左サイドは、ビルドアップの長けた井川祐輔と谷口彰悟(このときは左サイドバック)で組み立ての起点になっていたため、柏の選手はかなり左サイドにポジションを取ることで、ジェシにボールを誘導していたのです。そしてジェシがボールを持ったら、少し強めのプレッシャーをジェシにかけて、田中裕介の右サイドに展開させてミスを誘う、あるいは右サイドで少し手詰まりにさせる。そうやってフロンターレのビルドアップにテンポを出させませんでした。

 これと同じような守りをしてきたのは、昨年2016年のアウェイ・神戸戦(0-3)でしょう。このときは左センターバック・エドゥアルドが狙われ、ひっかけられてショートカウンターという形を何度も浴びました。おそらくネルシーニョは、この試合同様、エドゥアルドにボールを持たせることで、そこから出たパスを狙ってくると思います。

 ただ、もし今日の試合でこの対策をしてきたとしても、それほど心配していません。その理由はプレビューにたっぷり書いておきました。

今回のラインナップはこちらです。

1.「こないだのガンバ戦を基準にして、レベルをあげていきたい」(鬼木監督)。継続と進化を狙った顔ぶれの神戸戦。気になる予想スタメンは?

2.「マークが来ていても無理やりに行ったほうがいいときと、無理しないでやるときの状況判断ですね」(大島僚太)。サッカーは「無理を通して、道理を引っ込ませる」からこそ面白い。厳しい監視が予想される大島僚太に期待したいプレーとは?

3.ネルシーニョ監督が仕掛けてくるであろう「エドゥアルドにボールを持たせる」というビルドアップ対策。「いつもは高い位置を取ることを意識していたけど、そこの使い分けですね」(車屋紳太郎)。左サイドエリアでのボールを引き出す動きと、相手を動かすポジショニングに注目すべき理由。

4.無得点が続いている神戸攻撃陣だが、カウンターには要注意。「自分たちがボールを持っていれば、相手の体力は削れる。向こうもずっとは(守備の)強度は続かない」(中村憲剛)。

5.「その姿勢はこのチームの特徴。その考えは、他のチームの人にはわからないかもしれない」。谷口彰悟が力強く向かい合う、フロンターレの宿命とも言える命題とは何か?

 以上5つのポイントで約6000文字です。試合前に読んでからポイントと掴み、イメージを膨らませてから試合を見ると、観戦がより面白くなると思います。ポイント5の谷口彰悟の覚悟も、ぜひ読んでほしいと思います。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第17節・ヴィッセル神戸戦)

よろしくどうぞ。





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