ACLムアントン戦レビュー:「彼とは一緒にプレーしているし、素晴らしい選手。また彼と対戦できてうれしく思う」(エドゥアルド・ネット)。







どうも、いしかわごうです。

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ACLラウンド16・2ndレグのムアントン・ユナイテッド戦は4-1で勝利。2009年以来のベスト8進出となりました。あのときは名古屋と対戦したんですよね。等々力の都合で、ホームゲームを国立競技場でやった記憶があります。壁の真ん中を抜くナイスなグラウンダーフリーキックを決めた中村憲剛を「モーゼ中村」と評した覚えがあります・笑。

さて。
ムアントン・ユナイテッド戦のレビューはごうnoteでたっぷり書いているので、ここではそれ以外のことを。

フロンターレの試合の前は、対戦相手のことも一通り調べるわけですが、ムアントンのブラジル人センターバック・サントスの経歴を見ていると、ウクライナリーグでプレーしていた経験があるとのことでした。

「ウクライナリーグって珍しいな・・・そういえば、エドゥアルド・ネットって、ウクライナリーグでプレーしていた経験があったような・・・?」と思って調べてみたんですよ。

すると二人は、2012-13年のウクライナリーグでタフリヤ・シンフェロポリというチームでプレしていた間柄でした。代理人が一緒なのでしょうかね?詳しいことはあまりわかりませんが、ウクライナリーグでチームメート同士だった二人のブラジル人が、今度はアジアの国際舞台で対戦するのだから、不思議な縁ですよね。

ちなみにネットにウクライナでプレーしていた頃の話を少し聞いたことありますけど、とにかく試合中に足が凍えて、めちゃくちゃ寒かったと言ってました。ネットは暑いバイーア州出身ですからね。

ムアントン戦の前半終了間際には、そのエドゥアルド・ネットがコーナーキックから勝利を決定付ける3点目をゴール。

試合後のミックスゾーンでネットを取材してみました。

彼は「自分のゴールでチームの力になることができてうれしく思います。ただあれは、チーム全体が良い動きをしたことでゴールが生まれたと思っている。個人的なゴールというよりは、チームのゴール」と、いつものように自分の力ではなく、チームのおかげだと強調していました。

 そして、サントスのことも聞いてみると、「彼とは一緒にプレーしているし、素晴らしい選手。また彼と対戦できてうれしく思う」と話していました。具体的なエピソードは引き出せませんでしたが、なんか良い関係ですよね。

では、レビューです。

ラインナップはこちらです。

1.「少しリスペクトしすぎてプレーしてしまったかなと感じています」(タチャタワン監督)。勝負はキックオフの時点で決まっていた?

2.「フロンターレは足元でやるけど、シンプルに裏に長めのパスを出すようにしていました。サイドはうまく使えたと思います」(車屋紳太郎)。絶妙だった登里享平と車屋紳太郎による左サイドの関係。

3.「あとはタイミング良く合わせるだけでした」(長谷川竜也)。なぜ長谷川が左サイドで詰めていたのか。先制点に行った前線の配置転換と、その直後に生まれた追加点の謎を読み解く。

4.「落ちるのは一枚でいいんですよ。マテウスみたいだった(笑)」(田坂祐介)。リベロ?それとも、スイーパー?変幻自在なポジショニングで、最後尾からサイド攻撃を循環させた中村憲剛のタクト力。

5.ACL8戦で未だ無敗。勝ち上がりの要因となっている「アウェイの戦い方」とは?

以上、5つのポイントで約6500文字です。ぜひ読んでみてください。

リベロ?それとも、スイーパー?変幻自在なポジショニングで、最後尾からサイド攻撃を循環させた中村憲剛のタクト力。(ACLラウンド16・2ndレグ/ムアントン・ユナイテッド戦:4-1)

ACLベスト8の対戦組み合わせは、6月6日の抽選会で決定します。浦和レッズか、フッキがいる上海上港か、それともまた広州恒大か。どうなるんでしょうか・・・その前に、横浜F・マリノス戦ですね。

ではでは。





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