ACL東方戦プレビュー:「ACLはホームで勝ち点3を取れていないので、勝つことだけしか考えていない」(中村憲剛)。勝利にこだわる一戦。







 どうも、いしかわごうです。

まずはサッカーキングの隔週コラムが公開されました。長谷川竜也選手を静岡学園の先輩・大島僚太選手との関係性から書いております。実は去年は同時出場がなかったという、トリビア的な要素も盛り込んでおります。

さて本日は等々力でACLです。
最終節の相手は、香港のイースタンSC。最下位で、すでに敗退が決まっている相手です。

フロンターレは、勝てば突破が決まるというわかりやすい条件です。3位でありながらも、他会場の結果関係なしで勝てば突破が決まるというのはありがたいですね。引き分けだと、広州が勝った場合のみという条件になります。そうなると他会場の結果待ちになると思うので、やはりここは勝たないといけません。

「むこうでは引き分けているし、自分はテレビで見ていて歯がゆい思いをした。ACLはホームで勝ち点3を取れていないので、勝つことだけしか考えていない」と中村憲剛選手が言えば、「勝てば突破になるので、内容うんぬんではなく、泥臭くてもいいので勝つだけ」阿部浩之選手。選手は勝つことのみに集中しています。

 ちなみに1位突破の可能性もあります。
それはフロンターレが勝って、広州と水原が引き分けた条件のときです。引き分けた広州と勝ったフロンターレが勝ち点「10」で並び、ACLのレギュレーションで、勝ち点が並んだ場合は、当該チーム同士の対戦成績になります。広州とはホーム:0-0、アウェイ:1-1のため、この場合はアウェイゴールの差でフロンターレが1位突破になります。ホームで無失点だったこと、アウェイで小林悠が土壇場で決めたPKの1点がここで効いてくるわけです。全てはつながっているのだなぁ、と思いますね。

そんな一戦のプレビューはこちら。

ラインナップのポイントは5つです。

1.「内容はもちろん問う試合だが、勝ち点3を取ることが大事」。中村憲剛の復活。フルメンバーで勝ちに行く一戦。気になる予想スタメンは?

2.勝てば無問題。引き分けでも突破の可能性あり。意外と複雑なので、もう一度、確認しておきたいレギュレーション。

3.「前半で勝負を決めるぐらいの気持ちでやらないといけない」(田坂祐介)、「強気にやれれば結果はついて来ると思っています」(大島僚太)。出鼻をくじいて、前半に畳み掛けろ。強者の試合運びを見せるために、必要なこととは?

4.「内容うんぬんではなく、泥臭くてもいいので勝つだけ」。味方を使う側にも、味方に使われる側にもなれる選手・阿部浩之の本領とは?

5.「試合に出続ける自信はある」(谷口彰悟)、「僕も含めて競争が始まる。次の試合は大事」(奈良竜樹)。隙の見せない組織対応と個人のパフォーマンスが求められる守備陣。そして競争が激化しつつあるセンターバックにポジション争いに、二人がいま思うこと。

以上、5つのポイントで約5500文字です。よろしくどうぞ。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第6節・イースタンSC戦)





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