清水戦レビュー:「どう勝つか」の姿勢を示したパス本数1000本超え。







 どうも、ごう・いしかわです。

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 清水エスパルスとの試合は2-2のドローでした。

「J1通算20000ゴールを決められた試合だったけど、試合は逆転勝ちしたんだよなー」と語り継ぐ試合になるはずが、そのラストプレーで左サイドから水漏れを起こしてまさかの失点・・・・最後の最後で水をこぼしてしまいました。

 逆転された清水は、突破力のある村田和哉選手を右サイドハーフに送り込んだのを皮切りに、前線にチアゴ・アウベス、さらミッチェル・デュークと、個の高い選手達を投入して、何ふりかまわず1点をもぎ取りにきました。それでもフロンターレはうまく守れていたと思います。

 しかしラストプレーで、左サイドを大きく崩されて破綻。
特に車屋選手が村田選手に高い位置まで食いついたことで、背後のスペースを大きく空けてしまっています。そこをチアゴ・アウベスに使われ、そのまま中に切れ込まれて一閃。

 わからなかったのが、なぜ車屋選手があんなに前に出たポジショニングだったのか。その疑問は、試合後の取材でわかるわけですが、一つ言えることは、その後のチアゴ・アウベスのフィニッシュ場面も含めて、失点はやはり周囲との思考のズレによって起こるということです。

 ちなみにDAZNの中継では試合後に詳細なスタッフが表示されるのですが、この試合ではフロンターレのパス総数が1000本を超えたとの表示がありました。

 目安を伝えておくとJ1の1試合平均パス本数は約480本ぐらいです。
ボールを大事にするフロンターレでも、今年はだいたい平均650本ぐらいです(これはリーグトップです)。この試合では1000本ですから、いかに多くボールを保持していたからがわかります。他のチームと比較すると、2試合分ぐらいパスをつないだということにもなりますからね。これまでにないハーフコートゲームになったので、かなりの数値を叩き出すとは思いましたが、1000本を超えましたか。

ちなみに記憶にある試合だと、2014年のJ1でフロンターレが徳島ヴォルティスに完勝したときにパス総数が911本、パス成功率90%で驚いた記憶がありますけど、この清水戦では1000本を超えましたか。そういえば、このときの徳島の監督は小林伸二監督でしたね・笑。

 サッカーはパスをつなぐ本数を競う競技ではないのはわかっていますが、「どう勝つか」を見せるという部分でおいて、少なくとも、ここ最近の引き分け試合と比べると、「どう勝つか」の姿勢はしっかりと表現できたゲームだったと思います。

その姿勢があらわれたのが、あのパス本数であり、得点を生む要因となったのは、右サイドだったと思います。勝てばそれをもっと強く押し通せただけに引き分けの結果が、つくづく残念ではありますが。なお右サイドの攻撃について詳しくは、ごうnoteのレビューで中心のポイントして書いておりますので、ぜひ読んでみてください。

今回のラインナップです。

1.ボールを持ち過ぎて停滞感を生んだエドゥアルド・ネットと、素早いタッチでテンポを加速させた森谷賢太郎。そしてサイドの嫌な場所を、的確に使い続けた中村憲剛。前半と後半の攻撃で生まれたテンポの違いとは?

2.「右でゲームを作って、左から仕留める」。狙い通りに機能した右サイドのレフティ起用と、「大外にアベ」による同点弾。「練習ではなかなかクロスを上げることはないが、自分は左でボールを持つので、右で切り返したときは顔が上げやすい」(三好康児)。「三好が見てくれていて、目があった。練習からあそこは見ておいてとは言っていた」(阿部浩之)。

3.「そこはポジショニングで相手と駆け引きはしていた。三好には前を向かせてあげたかったし、左足で持って仕掛けさせたかった」(登里享平)。右サイドの三好康児を後ろで支えていた、レフティ・登里による気の効いた配球とポジション取りとは?

4.ラストプレーで起きた水漏れを検証する。なぜ車屋紳太郎は、村田和哉にあれだけ食いついてしまったのか。「それで最後にスペースができてしまった」(車屋紳太郎)。

5.「もっともっと貪欲にならないと。サッカーはそんなに簡単じゃない」と語った奈良竜樹。結果はついてくるものではなく、自分たちで掴むもの。

以上5つのポイントで、冒頭部分も含めると全部で約8000文字です・・・・正直、書きすぎました・笑。それだけ書きたいことが多い試合でもありました。まぁ、どこよりも読み応えはあるレビューだと思いますから、よろしくどうぞ。

「右で作って、左から仕留める」。狙い通りに機能した右サイドのレフティ起用で2得点。そしてラストプレーでの水漏れはなぜ起きた?(リーグ第8節清水エスパルス戦:2-2)

ではでは。





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