新書で読める、プロ棋士のプロフェッショナリズム。







 どうも、いしかわごうです。
本日、年内最後のメルマガ配信を行いました。

今回は将棋ネタで「自己マネジメント力はプロ棋士に学べ」のワケ、です。

本屋に行くと、将棋コーナーではなく新書コーナーで、将棋のプロ棋士が書いた新書本を見かけるようになってきました。例えば羽生名人は以前から新書で著作を何冊も出していて、いまだにロングセラーになっています。

最近だと谷川浩司会長、渡辺竜王や森内九段も新書本を出していました。

新書サイズで出している棋士の本は、棋譜や盤面の説明はほぼなく、将棋を通じて学んだ経験を、将棋のことが全然詳しくないビジネスマンでも読めるように噛み砕いて説明している印象です。将棋界のことも丁寧に説明されているので、とても読みやすいです。

 もともとビジネス本を読むのが好きなんですけど、将棋の棋士の仕事術的な本をやはり読むのも好きですね。先月だと、今回のメルマガでも少し触れた佐藤康光九段の「長考力」(幻冬社新書)を読みました。

 トップ棋士である佐藤康光九段のプロフェッショナリズムが端々に感じられる一冊です。
将棋に関する考え方や取り組む姿勢などはもちろんですが、棋士の一週間の過ごし方は、一般のサラリーマンよりはプロサッカー選手と似ているかもしれないと語っていたのが印象的でした。そして家族との過ごし方、モチベーションの維持する方法、対局前日の過ごし方、事前研究の捉え方などの詳細も具体的に明かしていますね。

 将棋に関して言えば、想像派と修正派に関する考えや、棋風が合う合わないの話が面白かったですね。佐藤康光九段といえば、ときに独創的すぎてしか本人しか指せない(指さない?)と言われるほどの新手もありますから。ただ結局、自分だけが相手と噛み合ってないのではないか・・・という結論にはウケましたが。

メルマガでは、こういった本を読んで感じていた棋士の自己マネジメント力について語ってみました。たぶんビジネスにも役立つ考え方ですよね、きっと。

棋士のドキュメンタリーもオススメです。

ではでは。今日はこの辺で。







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