多摩川クラシコレビュー:「ボールを運ぶ」というアクセント。







 どうも、ごう・いしかわです。
多摩川クラシコは0-3。

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今回のレビューは、いつものようにごうnoteに書いています。ラインナップはこちら。

1.「前半途中からリョウタ(大島僚太)には、『中と外の使い分けをもっと意識してやってくれ』と言っていた」(田坂祐介)。狙い過ぎた中央からの攻撃と、ゼロトップシステムが精彩を欠いた理由。

2.なぜ、あえて森重真人と丸山祐市の間を突破しようと思ったのか。前半30分の独走ドリブルでの駆け引きについて、登里享平に聞いてみた。

3.前半だけで5つのオフサイドを取った奈良竜樹の強気なラインコントロール。「柏戦よりはペース配分を考えていたし、全部が全部という感じではなかったが、前半はうまくボールを回収できていた。カウンターはあったが、体を張って守れていた」(奈良竜樹)。そして試合前日に試していた、田坂祐介を下げたときのオプションとは?


4.ファウルで止めてテンポを狂わす。FC東京が実行してきた対策と、勝負所で微笑んでくれなかった飯田淳平主審のジャッジ。

5.「覚悟を持ってやらないと」(登里享平)。「強く責任を感じなくてはならないし、まだまだ力不足だと思います」(奈良竜樹)。自分たちから絞り出すようにして「悔しい」と述べていた複数の選手たちから感じたもの。

 攻撃面でうまくいかなかった試合でしたので、そこについて少し触れたいと思います。
この試合のFC東京の守り方は、横パスにはあまり食いつかず、中央に入る縦パスを強く警戒して守っていました。にもかかわらずフロンターレは、狭い中央を狙ってパスを通そうとしていました。その結果、ショートカウンターを浴びるという展開になっていたわけで、そこからポイント1の田坂祐介の「中とそのと使い分け」という話にもなるわけです。

 ただ縦パスを警戒している相手を攻略する作業には、もうひとつのポイントがあったと思います。

 それが「パスを出さずに、ボールを運ぶ」という作業です。

パスカットを狙っている相手の隙を突いて、スルスルとボールを持ち運んでしまう。大島僚太が得意としている技術ですが、この試合ではセンターバックの谷口彰悟が意識的にやっていたように感じました。

 FC東京のようにパスカットで構えて守っている相手には、ドリブルで運んで相手を剥がそうとする動きは、アクセントになるのです。

そういう意味では、ポイント3のノボリこと登里享平の突破は圧巻でした。

 自陣でカウンターの起点になると、そのまま中央でドリブル突破。
目の前には森重真人と丸山祐市のセンターバックコンビ、さらに後ろからは右サイドバック・室屋成がきており、1対3に近い状況でしたが、追いすがる室屋成を振り切り、さらに森重真人と丸山祐市の間をグイッと突破して、強引にシュートまで持ち込みました。GK林彰洋のファインセーブに阻まれてしまったものの、フロンターレとしてはこの試合における最大の決定機だったかもしれません。

 このシーンで特筆すべきは、センターバックの「間」を突破しにかかったことだと思います。

 目の前に二人がいたら、あえてその真ん中を突破するというのはセオリーではあるんですけど、左に味方(阿部浩之)がいたにもかかわらず強引に突破してシュートまで持ち込んだ駆け引きは、見事でした。そのときの判断についてはノボリに聞いていますので、本文をお読みください。

全部で約8500文字です。よろしくどうぞ。

なぜ、あえて森重真人と丸山祐市の間を突破しようと思ったのか。前半30分の独走ドリブルでの駆け引きについて、登里享平に聞いてみた。(リーグ第4節・FC東京戦:0-3)

ではでは。この2週間のインターバルでしっかり回復して、またフレッシュにサッカーをして欲しいと思います。





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