どうも、ごう・いしかわです。
柏レイソル戦は2-1で勝利。
公式戦5試合目となりましたが、鬼木フロンターレの目指すスタイルが垣間見れた試合だったんじゃないかと思います。
まずは前線からの守備のところですよね。
非常にうまくハマっていました。守備については、中村憲剛選手が「リョウタと同じ絵が描けていたと思う」と話していました。攻撃ではなく、守備に関して「同じ絵が描けていたと思う」と彼がコメントするのは珍しいと思いますし、なんだか不思議な感じがしました。どういうところで同じ絵が描けていたのかは、レビューで詳しくは解説しています。
攻撃では、阿部浩之選手のゼロトップも機能していたと思います。
捕まえにくいポジションニングを取りながら、相手の最終ラインと駆け引きしつつ、味方のチャンスを御膳立てしながら、自らもゴールを狙う。前半ロスタイムには、相手のコントロールミスを誘ってGKと1対1に。その瞬間、「出せ!!!」と叫んでたという憲剛選手にパスをして、アシストを記録しました。
試合後、「自分で打つという選択肢もあったと思いますけど、あのへんの判断は?」と尋ねてみると、「ケンゴさんがめっちゃ呼んでくれました。そっちのほうが確実だと思ったので、打ちたかったけど、追加点を取ってチームを楽にするのが一番なので。そういうところは、よい選択ができたと思います」とのこと。
もし憲剛選手が外していたら、「自分で打てよ、阿部!!」と言われていたでしょうが、彼はより確実な方を選択したというわけで、それでゴールが生まれているので、そんな声は皆無です・笑。やっぱり結果は大事ですね。
「後半にはお返しが来ましたね」と、中村憲剛選手からの決定的なスルーパスの件について聞くと、「あれは決めたかったですね。力んでしまいました」と苦笑い。移籍後の初得点はお預けになりましたが、少しずつチームの中での手応えをつかんでいるのは、間違いなさそうです。
(おまけ:ジャスティス!の隣で、のけぞるノボリに注目)
https://twitter.com/J_League/status/840179144612704257
試合後のノボリにこの件を聞くと、「俺はのけぞりたいのに、(憲剛さんが)離れていくから、最終的に距離が出てしまった。あのへんは早くやって欲しいかな。自分も構えるセットがあるんで…そこは課題」と、反省点を述べてくれました・笑。
開幕戦に続き、ジャスティスの隣に登里享平ありなのが凄い。— いしかわごう (@ishikawago) March 10, 2017
柏戦のゲームレビューについては、いつものようにごうnoteで詳しく掘り下げております。
レビュー公開しています。約7500文字。よろしくどうぞ。➡️ 入念に準備していた柏対策の3バックを試合で使わなかった理由。試合翌日の鬼木監督に聞いてみた。 (リーグ第3節・柏レイソル戦:2-1)|note(ノート) https://t.co/WhzxmkKcbI
— いしかわごう (@ishikawago) March 12, 2017
今回のラインナップはこちら。
1.「リョウタと同じ絵が描けていたと思う」(中村憲剛)。前線のプレッシングを支えていた、阿部浩之の絶妙な位置取りと、大島僚太の的確なコーチング。
2.3試合連続ゴールはならずも、笑顔を見せた小林悠。「自分が点を取って引き分けるよりも、守備で走る時間が長くてもチームが勝つことが嬉しい」。チームの守備を体現した、後半の場面とは?
3.「DFの存在価値は、チームが苦しい時にこそ発揮されると思う」。「去年よりも見えるものは増えている」。この10ヶ月で奈良竜樹に起きているある明確な変化。
4.入念に準備していた柏対策の3バックを試合で使わなかった理由。試合翌日の鬼木監督に聞いてみた。
以上、4つのポイントで冒頭の部分も含めて約7500文字です。後日取材も充実しているので、読み応えはあると思います。ぜひどうぞ。
ではでは!