「KENGO Academy」にお邪魔してきました。







どうも、いしかわごうです。

昨日は中村憲剛選手が主催するサッカークリニック「KENGO Academy」にお邪魔してきました。

 場所は富士通スタジアム川崎。
お膝元だけあって、入り口からフロンターレグッズとJリーグMVP祝いで固められておりましたよ。

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 1月ですし、天気が心配でしたが、快晴・・・晴れ男ですなぁ。

去年に引き続き開催されて、今回は午前(小学3〜4年生)と午後(小学5〜6年生)に分けて実施。コーチはもちろん、中村憲剛先生です。

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 まずは、ボールを扱う上で憲剛選手がもっとも大事にしているといっても過言ではない「トラップ」を丁寧に実演。

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 彼が「トラップ」の技術を最重要視しているのは、どれだけ正確なキックができたとしても、トラップが下手だと自分の技術も生かせないからです。

 もしファーストタッチで自分がボールをコントロールできる位置にトラップできないと、そのもたついた時間であっと言う間に距離を詰められて、相手に潰されてしまいますからね。逆言うと、トラップの技術が高ければ、狭いスペースでも余裕を持ってボールを扱えるし、相手がぶつかってくる前に勝負をつけることができるわけです。

 そんなわけで、「どこで止めると自分が蹴りやすいのか」、「次のプレーにスムーズに移れる場所にボールを置けるポイントを見つけること」を、熱心に指導する憲剛先生。JリーグMVPから指導してもらえるなんて、子供たちが羨ましいですな。

「しっかり止めれるようになったら、今度は強く蹴ってみよう!」
「できるようになってきたからこそ、こだわってやってみよう!」

 このポイントを意識させてから繰り返し実践するだけでも、みるみる子供達のトラップが成長しているがわかります。この子供の吸収力の高さには、憲剛先生も驚いていました。さらにだんだん慣れてきたら身体の向きと足の向きを変えてみたり、相手がボールを奪いにきているイメージをしながら止めてみたり・・・と、試行錯誤してみることを勧めていました。

 違うメニューを実施すると、直前までやっていた丁寧な「止めて蹴る」を忘れてしまう子がチラホラ。そこに気づいて、うまくメニューをアレンジしながら、もう一度意識させながら、反復させていました。こうやって意識しなくてもできるようになるまで繰り返していくのが大事なんでしょうね。

 約90分ほどのボールを蹴るトレーニングが終わっても、「KENGO Academy」は続きます。

 松浦紀典ホペイロによるシューズのお手入れ勉強会。スたくさんのプロサッカー選手と間近で接してきた松浦さんの「物を大切にする選手は成功する」という言葉は非常に響きました。

 そして最後にプレゼント大会と全員にファンサービスを行って終了。子供達、大満足の様子で帰っていきました。

クリニック後、「人に教えるのは大変」と笑っていた憲剛先生。良いリフレッシュにもなったようです。お疲れ様でした。

ちなみに「KENGO Academy」のロゴ、何気にかわいいです。
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「KENGO Academy」の内容に興味ある方は、こちらのほうをどうぞ。憲剛選手のサッカー観やスタイル、サッカーがうまくなるために伝えたいことは、この本で語り尽くしています。

ではでは。
天皇杯決勝のレビューも、引き続きよろしくお願いします。

大島僚太の機転と、スルーを感じていた三好康児のアシストと、小林悠の冷静な一撃。風間フロンターレのラストゴールに感じた未来。(天皇杯決勝・鹿島アントラーズ戦:1-2)





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