どうも、いしかわごうです。
日付変わって12月31日になりました。
・・・・・みなさん、仕事は納まったでしょうか。
フロンターレが天皇杯を決勝まで勝ち進んでくれたおかげで、僕は仕事納めすることなく(?)、年越しをすることになりそうです。
29日は日産スタジアムで天皇杯準決勝・大宮アルディージャ戦を取材。
谷口彰悟選手の劇的なゴールで、1-0で勝利。
ただ試合は、我慢、我慢、さらに我慢の展開でした。
守備陣を中心とした踏ん張りは素晴らしかったと思います。中でもセンターバックのエドゥアルドは攻守に抜群の存在感を見せてくれました。
サイドから何度も崩されても、足で、頭でと最後に壁のように立ちふさがり、鬼神のように
クロスをはじき返し続けていました。セットプレーではフィニッシュに絡み、大久保嘉人選手と並びチーム最多となるシュート3本を放っています。
あとはなんといっても、前半のパスカットからのオーバーラップで見せた見事なマルセイユ・ルーレット!あまりに軽やかな身のこなしのターンに、スタジアムを「おおっーーー!」と沸かせていますし。
試合翌日、エドゥに「あのルーレット、素晴らしかったですね」と伝えたら、本人は「むかーし、FWだったんで」と笑っていました。
そして「ただあれは少しボールが遠かったので、ギリギリに着くかなというところで、とっさに思いついてやりました。自分の特徴ではないです」とのこと。 エドゥアルド・ルーレット・・・略してエドゥア・ルーレット、もう二度と見れないかもしれませんね・笑。
さらにもう一人、この試合を語る上で欠かせないのが、田坂祐介選手です。
試合中に右センターバック→右サイドバック→左サイドハーフ→右サイドバックと目まぐるしくポジションを変更していましたが、すべてそつなくこなしていました。試合後、「あれ(移動)だけで1キロぐらい走りましたよ」と笑っていましたが、彼のフットボーラーとしてのポリバレントな能力にはただただ驚かされます。
そしてチームを決勝戦に導くゴールを決めたセンターバックの谷口彰悟選手。彼についてはたくさんんメディアで取り上げられているので、ここで特に言う必要はないでしょう。お見事なカンフーキックでした・笑。
今回のごうnoteのレビューでも、そこは掘り下げております。
では、今回のラインナップです。
レビュー公開しています。よろしくどうぞ。➡️ 決勝弾は突然に。エドゥアルドと谷口彰悟のCBコンビによる一撃で、クラブ史上初となる天皇杯決勝に執念でたどり着く。(天皇杯準決勝・大宮アルディージャ戦:1-0)|note(ノート) https://t.co/3ri5IR5Qd2
— いしかわごう (@ishikawago) December 30, 2016
1.「難しかったですね。ボールがうまく走らなくて、やりにくさはあったと思います」(小林悠)。大宮に遮断された中盤の配給ルートと、機能不全に陥った前線の原因は?
2.「マテウスの速さには驚いたが、大きな混乱はなかった」(谷口彰悟)、「手こずりましたね、正直。泉澤くんのキレがあって・・・・最後のところは帳尻合わせて守るというところだった」(田坂祐介)。大宮の両サイドに徹底的に狙われたウィングバックの裏と、早めのシステム変更。
3.劣勢の流れを変え始めた交代策と、目まぐるしいシステム変更を支えた田坂祐介のユーティリティ性。その影で、悔しさを口にしていた選手とは?
4.決勝弾は突然に。「ムルジャ選手はFWで、ヘディングでクリアするという特徴はないので、体をぶつけることでうまく体を入れることができた」。ポジション争いを制してお膳立てしたエドゥアルド。そして「本当にボールが来た」ときを見逃さなかった谷口彰悟の一撃。
以上4つのポイントで約6000文字です。劇的決勝弾の場面は、アシストしたエドゥアルドのボールの落下地点でのポジション争いに注目して掘り下げてみました。ぜひ読んでみてください。
決勝弾は突然に。エドゥアルドと谷口彰悟のCBコンビによる一撃で、クラブ史上初となる天皇杯決勝に執念でたどり着く。(天皇杯準決勝・大宮アルディージャ戦:1-0)
川崎フロンターレといえば、リーグ随一の攻撃力を誇るチームです。
大久保嘉人選手や小林悠選手、中村憲剛選手などに比べると、最終ラインの3バックの面々はあまり日が当たらない役割かもしれません。でもこの試合は、そんな彼らが主役となって掴んだ勝利でした。そしてそれがクラブ史上初となる天皇杯ファイナルの切符に・・・!
チームは今日、非公開で前日練習をして、吹田スタジアムでの元日決勝に臨みます。
やるべきことは明確ですし、ここまできたら選手たちはやってくれると思います。
ではでは。