どうも、いしかわごうです。
シーズンチケットホルダー&後援会会員に届くフロンターレからのお手紙。今年も我が家にも届きました。
綴られているのは、今年の応援に関する感謝の言葉と来年の応援継続のお願いです。
挨拶状自体はどのクラブも送っていると思います。でもフロンターレの場合は、書面の最後にはクラブスタッフと選手一人による直筆署名が添えられています。
我が家に届いた選手の署名は、エドゥアルド・ネットでした。
「ッ」が大きくて、「ネツト」になっているところはご愛嬌ですね。慣れないカタカナを頑張って書いてくれたことに感謝です。
この直筆署名が届くと、「今年は◯◯選手だったよ」などとSNSで報告しあうのがサポーターの文化にもなっています。そしてこれを知った他クラブのサポーターが「フロンターレはここまでやっているのか・・・!」と舌を巻くことも珍しくありません。
よくよく考えたら、お手紙に「直筆で一筆添える」というのは、ほんの一工夫にすぎません。
でも「ほんの一工夫」とはいえ、今年、フロンターレの後援会会員は30000人を突破しています。全選手で手分けしても、直筆署名をするためには1人1000枚前後を担当していることになるわけです。
選手は秋頃から書面が束になった分厚い封筒を抱えて帰り、日々コツコツと署名を書いていきます。移籍してきたある選手は、「あんなに自分の名前を書いたのは初めてです」とこの作業に苦笑していたほどですから、ピッチ外でもたくさんの手間がかかっているといえるわけです。なおクラブスタッフ分の署名は、2014年までは武田信平社長(当時)と庄子春男GMの二人でしたけど、2015年からはクラブスタッフ総出で行っています。
フロンターレは、近年安定した観客動員数を誇っています。観客増えると、成績が良いから増えていると思われがちです。勝つからお客が増えるは事実ではありますが、サポーターを減らないために、こういう地味な汗をかいている部分もあるということです。
「どうやったら集客を増やせるか」はよく語られるテーマだと思いますが、「どうやったら顧客が減らないのか」は意外に見落とされがちですからね。
ここらへんの戦略は、天野部長の本を読んでみてくださいね。
自著「フロンターレあるある」でも触れております。
ではでは。
ごうさん
いつも楽しんで拝見しております。
さて武田信平さんですが、現在は会長も退かれているはずです。ご確認お願いします。
>まげまげくん
ありがとうございます。そうでした!もう会長職も退いてました。修正しておきました。