どうも、いしかわごうです。
チャンピオンシップ準決勝からの一週間、チームはオフでした。
そのオフ明けの最初の練習を取材しに麻生グラウンドに行ってきました。
伝えなくてはいけないのは、とても悲しい出来事が起きてしまったことです。
コロンビアで起きた航空機墜落事故。搭乗していたジャペコエンセの選手と関係者、そして取材陣が帰らぬ人となってしまいました。選手には元Jリーガーも含まれており、元京都のチエゴ、元柏のクレーベル、元C大阪のケンペス、そして元川崎フロンターレのアルトゥール・マイアもいました。本当に残念でなりません。
今日のトレーニング前に、選手・スタッフ全員で黙祷を行ったとのことでした。マイアは去年いた選手ですから、フロンターレの選手の多くが彼と一緒にボールを蹴っています。それだけに、みな一様にショックを隠せないようでした。当然だと思います。
特に同じブラジル人で、ともにプレーしたエウシーニョは、「本当に悲しくて残念。彼だけではなくて、彼の家族も知っているので悲しみは倍になっています」と、心境を語ってくれました。第一報はブラジルのスポーツ系のサイトで知り、そこからずっと情報を追いかけていたそうです。
エウシーニョ自身は、マイアとの親交が続いており、先週の金曜日に連絡を取ったばかりだったとのことでした。マイアはずっとフロンターレを応援してくれていて、リーグ優勝すると信じてくれていたため、エウソンがチャンピオンシップ準決勝で負けてしまった報告をすると、とても驚きながらも、まだ勝ち残っている大会である「天皇杯で結果を出してくれ」と励ましてくれたのだとか。一方のエウソンは、マイアの所属するジャペコエンセの決勝進出に「おめでとう」と伝えていたそうです。
もちろん、この話はゴンさんこと中山通訳が訳して話してくれて成り立っていますが、きっとゴンさん自身もとてもつらかったと思います(詳しくはモバフロのゴンさんのブログを読んでください)。
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現在、麻生では献花台が設置されています。
現在のところ4日まで設置予定だそうです。
心からご冥福をお祈り申し上げます。