映画「聖の青春」:棋譜とは生きた証。







 どうも、いしかわごうです。

昨日公開された映画「聖の青春」を、初日に観てきました。

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松山ケンイチさんが20キロ増量して役作りに臨んだことでも話題になりましたね。大崎さんの原作も読んでいたので、楽しみにしていました。期待に違わぬ出来で、特に松山ケンイチさんがこの映画の中で村山聖として生きる思いは、端々で伝わってきます。対局中の緊張感もしっかりと表現されてましたね。

幼少期やプロ棋士になるまでの描写を省いていて、打倒・羽生善治のストーリーを中心に展開されていたのは少々意外でした。さすが「羽生さんがヒロインの映画」と言われるだけはあります・笑。映画での羽生さんのセリフも印象的でした。

棋士にとって、棋譜とは「生きた証」です。村山さんは命をかけて将棋を指し、そして自分の棋譜を残した。

何のために生きるのか・・・村山聖は将棋を通して、そんな問いを見ている人にグイグイと問いかけてきます。

将棋がわからない人が見てもまったく問題ない作品です。

・・・・なお、この映画を観ると、吉野家で牛丼を食べたくなります・笑。僕もまんまと吉野家に駆け込んだ口ですが、お店の中には映画のポスターが貼られてました。これにはビックリ!

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ではでは。

大崎さんの「将棋の子」もオススメです。





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