どうも、いしかわごうです。
本日は麻生取材に。
10月31日は中村憲剛選手の36歳の誕生日で、麻生の練習場には、駆け付けたサポーターがたくさん。
ここ数年は、ハロウィンを見ると憲剛選手の誕生日を思い出すのか、憲剛選手の誕生日でハロウィンを思い出すのか、どっちがどっちだがよくわからなくなってきますけど、憲剛選手の誕生日が来ると、シーズン終盤を実感するのも事実であります。これはフロンターレあるあるですね。
ロッカーでは誕生日をまるで把握してなかった車屋紳太郎選手から「タンプレ、欲しいですか?」と聞かれたという話をしていて、そうか、若者は誕生日プレゼントのことを「誕プレ」と略するのね・・・と知った次第でございます。
https://twitter.com/kengo19801031/status/792963738752028672
36歳、おめでとうございます!
—-
先週末の試合のことも少し。
カシマスタジアムで鹿島に1-0で勝利しました。
興味深かったのは決勝ゴールのシーンですね。
今日の練習後に森本貴幸選手にこの得点場面について、少し詳しく掘り下げてもらいました。エウシーニョが抜けた瞬間に、ゴール前のでの動き出しをしています。そのときのポジショニングについて聞くと、こう明かします。
「最初、(パスをもらおうと)DFの前に入ろうと思ったんです。でもエウソンがシュートのモーションに入った。だいたいファー(サイド)に打つので、この辺にボールがこぼれるだろうと予想していました。そこで、こぼれてきてくれた」
なるほど。エウソンのシュートの癖を踏まえた位置取りだったんですね。
よくストライカーがこぼれ球に合わせて点を取ると、「嗅覚」という表現で片付けられますけど、すべて計算通りだったというわけです。だから、こぼれ球にもしっかり準備できていたし、冷静に流し込むことができたというわけです。準備が大切、ということですね。
試合の詳しい分析は、いつものようにごうnoteで公開しています。あれだけ苦戦の理由や、その改善策なども含めて語っています。
「理想の形ではなかったけど、守備陣が我慢しながら、したたかに勝ち点3を拾えた」(田坂祐介)。分断されていた「自分たちの距離感」と、それでも勝つ粘り強さ(2nd第16節・鹿島戦:1-0) https://t.co/UobLpCinvP pic.twitter.com/DWJQJJoVWP
— いしかわごう (@ishikawago) October 30, 2016
今回のラインナップはこちらです。(※10月31日に大久保嘉人と森本貴幸の談話を追加しました)
1.対4バックの試合で露呈している3バック問題とは?
2.「もっと厳しいところでもボールに顔を出して受けて、落として、動いて3人目という形をもっと多くできないと」(田坂祐介)。分断されていた「自分たちの距離感」。その原因と改善策は?
3.あらためて考える。試合前に大久保嘉人が口にしていた「中盤のチームになっている。FWが黒子に徹している」という言葉の意味。(※10月31日・大久保嘉人の談話追加)
4.得点シーン解説。「エウソンからのボールが絶対にこぼれてくると思っていた」(森本貴幸)。そして中、外、中の攻撃のリズムを生み出したプレーメーカー・大久保嘉人。(※10月31日・森本貴幸の談話追加)
5.「ウチにはすごいFWがいるので・・・・その人たちのおかげです」。2試合連続完封・新井章太が周囲に感謝するワケ。
以上、5つのポイントで約7000文字です。10月31日の練習後に、大久保嘉人と森本貴幸の談話を追加しましたので、読み応えもあると思います。よろしくお願いします。