どうも、いしかわごうです。
サンフレッチェ広島戦は2-0で勝利。
前節のヴィッセル神戸戦では、決めるべきときに決め切れず0-3で敗戦となりましたが、この試合では逆とも言える展開で勝つことができました。
試合内容を見返してみると、そこまで良かったわけではありません。
前半は相手にボールを支配されましたし、後半にオフサイドで取り消された塩谷司が決めたフリーキックは、ゴールとして認められもおかしくなかったと思います。
ただ相手は昨年の王者・サンフレッチェ広島ですから、そんなに簡単に勝たせてくれないのも当然です。目を向けたいのは、ギリギリでも試合に勝ち切ることができたという体験です。
「紙一重の差の勝利」とよく言います。
例えばプロの将棋では、「一手の差は大差で、勝負は半手の差で決まる」と言われています。羽生三冠や渡辺竜王などのトップ棋士は、そういう「半手の差」、「紙一重」の部分で強い(分厚い)のでしょう。
奇しくも、フロンターレのリーグ戦残り2試合は、鹿島アントラーズとガンバ大阪と強豪が続きます。広島戦で掴んだこの紙一重の差の感触を、より厚くできる相手ともいえます。チャンピオンシップに向けて、期待したいと思います。
試合でうまくいあったところ、うまくいかなかったのポイントは、ごうnoteのレビューで書いております。
書きました。今回は約8500文字です。➡️「賢太郎も悔しい思いをしていたから。そういうみんなの思いが詰まったゴールだったと思います」(新井章太)。再び手に入れた、分厚い紙一重の差。/ 2nd第15節・サンフレッチェ広島戦:2-0| https://t.co/fhPesPY9cl
— いしかわごう (@ishikawago) October 25, 2016
ラインナップはこちらです。
1.「前半はみんなテンパっていました」(新井章太)。”ゆっくりとしてくるサッカー”に警戒していた川崎の意表を突いた、広島の「ハイテンポ」。
2.「目が遅かった」大島僚太と、クセを研究されていたエドゥアルド・ネット。不安定だった二人のゲームコントローラーの誤算を検証する。
3.「目の前でやられている分にはOKだった」(車屋紳太郎)。「危ないシーンは何本かあったが、慌てずに対応できていたかなと思います」(谷口彰悟)。2シャドーに攻撃の起点を作られても、慌てず、騒がず、たじろがず。無失点勝利を支えた守備陣の奮闘。
4.「そこはノーコメントを貫いているので」。自分自身と向き合い、退任する風間監督への思いを言葉ではなくピッチで表現した森谷賢太郎の一撃。
5.最後に。再び手に入れた、勝利につながる分厚い紙一重の差。
ポイントは5つ。冒頭の文章を含めて全部で8500文字以上あります。冒頭の無料記事が長めなので、もしよかったらそこだけも読んでみてください。
「賢太郎も悔しい思いをしていたから。そういうみんなの思いが詰まったゴールだったと思います」(新井章太)。再び手に入れた、分厚い紙一重の差。/ リーグ2nd第15節・サンフレッチェ広島戦:2-0
ではでは。よろしくどうぞ。