天皇杯千葉戦プレビュー:ふと思い出す、森本貴幸選手のJリーグ最年少ゴール記録の話。







 どうも、いしかわごうです。

 本日は天皇杯3回戦。相手はジェフ千葉です。

 昨日は麻生取材だったんですけど、試合前日の練習というのは、比較的、軽めなメニューを行います。コンディションの調整も兼ねてますから、どこのチームも、セットプレーの確認が中心だと思います。

 ただ昨日の前日練習は、なかなかハードでした。僕が知る限り、風間監督になってからの試合前日に行ったトレーニングでは、一番ハードだったのでは?と思うぐらいでした。もちろん風間監督なりの狙いがあったわけで、それが今日の試合にどう反映されるのか。ちょっと楽しみだったりもします。

 前日練習で、とりわけ厳しく指導されていたのが板倉滉選手でした。ボールの失い方や守備のポジショニングなどを、笛が鳴るたびに風間監督から指摘されています。「ワンプレー、ワンプレーで怒られました」と本人も話してましたが、裏を返せば、それだけ試合で期待されているということでもあります。

 この千葉戦では、昨年までフロンターレに所属していたFW船山貴之選手とのマッチアップが予想されています。クサビに対する強さには自信を持っている板倉選手ですが、船山選手はその食いついたところをうまく外して、その背後を突く動きに長けています。そこの駆け引きに負けないようにすることはポイントとなるはず。

 千葉の船山選手からすれば、等々力で恩返し弾を決めることを狙っているはずなので、成長した板倉選手が、そこをいかに抑えるか。注目して欲しいポイントになると思います。

 さて。
恩返し弾といえば、久しぶりの先発復帰が予想されている森本貴幸選手にとっても、ジェフ千葉は古巣です。この試合に向けても、相変わらず淡々としていましたが、「岡本さん(岡本昌弘)がGKで出てくるなら、岡本さんから点を取りたいですね」と話してました。

 そういえば、ゴールを決めた後、岡本選手とキスしていて話題になりましたね・笑。森本らしいダイナミックなゴールを期待しています。

 ちなみに森本貴幸選手が保持している15歳でのJリーグ最年少出場記録と、Jリーグ最年少ゴール記録。そのJリーグ最年少ゴールを決めたときの対戦相手が、実はジェフ千葉(当時はジェフ市原)だったりします。このときの監督は、かのイビチャ・オシム監督でした。自分はこのゴールを味スタで見てましたが、ゴールを決めた後、彼を撮るカメラマンの多さにびっくりした覚えがあります・笑。


(jリーグ公式の動画です)

 いまだ破られてない最年少記録でしたが、最近は、FC東京のトップチームに登録された15歳・久保建英選手が話題になっています。彼の凄さについてここでは触れませんが、もし仮に出場すれば森本選手の持つJリーグ出場記録を更新することにもなります。

 この囲み取材で、久保選手の話題を尋ねられた森本選手は、「タイプが自分とは違うので・・・自分はストライカーで、彼は10番のタイプ。プレーを見たことがないのでわからないですけど、単純にすごいと思います」と、言葉を選びながら話していました。先日のワイドナショーでも紹介されてましたからね。記録保持者の宿命とはいえ、これはこれで大変なのだろうなぁと感じた一幕でした。

・・・とまぁ、長々と書いてしまいましたが、この試合に向けたピッチ上の見所は、ごうnoteで公開しています。

ポイントのラインアップはこちらです。

1.約3分で予習するジェフ千葉の戦い方。

2.気になる予想スタメンは?そして、天皇杯3回戦を絶対に勝たなくてはいけない理由が、そこにはある。

3.原川力が語るブロック崩しのポイントは、「流動性」と「臨機応変さ」。

4.天皇杯の2トップだからこそ、いつもと違う大久保嘉人が見れるワケ。

5.最終ラインの4人が口にした、この千葉戦にかける思い。

以上、5つのポイントで約6500文字となっております。リーグ戦とは観戦ポイントがやや違いますので、そこも含めて興味ある方は読んでみてください。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯3回戦:ジェフ千葉戦)

 よろしくどうぞ。

 なおこの天皇杯3回戦千葉戦は、スカパー!やNHKなどのテレビ中継がありません。オンデマンドでの配信もありません。映像で確認できない試合になっています。

 時間やコストをかけて現地に足を運ぶというのは、取材の基本中の基本でもありますけど、テレビやネットがあって便利な世の中だからこそ、逆に原点を思い出させてくれるようで、不思議だったりします。

ではでは。





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