浦和戦プレビュー:「自分にとっては、ここでチャンスを掴むかどうかで、今後が大きく変わってくると思っています」。昨年の埼スタで、独走ドリブルを見せた中野嘉大は輝けるか。







 どうも。いしかわごうです。

 本日は、埼玉スタジアム2002で浦和レッズ戦。
現在、年間1位を走る川崎フロンターレと年間2位につけている浦和レッズによる首位攻防戦です。

 ここ数年、首位との直接対決という構図はあっても、首位として2位・浦和を迎え撃つという構図はなかったですからね。首位という立ち位置で埼スタに乗り込めるシチュエーションは楽しみです。

試合の見どころは、いつものようにごうnoteで公開しております。

ラインナップはこちらです。

1.なぜ3バックなのか。総力戦で挑む今節の気になる予想スタメンは?

2.前日練習で合流した大島僚太の出場はあるか。その決断から読み取れる、風間監督からのメッセージとは?

3.中央からのアタックで浦和守備陣を崩し切る!2シャドーが口を揃えた「3人で攻撃を完結させること」の意味すること。

4.カギを握る両翼の攻防。「今まで溜めていたエネルギーをしっかり出して、チームを上向きにしていきたい」。中野嘉大は、巡ってきたチャンスをモノにできるか。

5.いつもより長くなることが予想される、我慢の時間帯。「相手の狙いがどこにあるか。それを感じながら、前から行くのか、それともブロックを作ったほうがいいのか。それを判断しなくてはいけないし、自分たちでコントロールしないといけない」(中村憲剛)。チーム全体で求められる、守備のマネジメント力。

 以上5つのポイントです。冒頭の部分も含めると、全部で約7500文字の大ボリュームです。よろしくどうぞ。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ2nd第9節・浦和レッズ戦)

 ちなみに去年の埼スタは、森谷賢太郎選手の鮮やかなミドルシュートが決まって1-1のドローでした。

 中でも印象的だったのが、後半の自陣からのカウンターで抜け出した中野嘉大選手の独走ドリブルです。

【ハイライト】浦和レッズ×川崎フロンターレ「J1リーグ 2nd 第16節」

<1分45秒前後からの場面です>

もしゴールが決まっていたら、伝説になりそうなシーンでしたが、阿部勇樹選手の素晴らしい対応に阻止されてしまった場面です。

 このドリブルからシュートまでの場面、阿部勇樹選手とはどんな駆け引きがあったのか、中野選手がプレー中に考えていたことを紹介したいと思います(当時の取材で得たコメントです)。

 まず、中野選手が中央からボールを運んでいるとき、左側を並走していた中村憲剛選手にパスを出す選択肢があったのかどうか。

「2対1の状態になっていたら、出すつもりでした。自分の真正面に(阿部勇樹選手に)入られていたら、ケンゴさんにパスを出してましたね」

 自分のところに阿部選手を引きつけることができたら、憲剛選手を使う考えはあった。ただ阿部選手の対応は、中野選手の正面の(ドリブルの)コースに飛び込むのではなく、あくまで憲剛選手をケアしつつの1対2を余儀なくされていたディフェンスでした。

 一方の中野選手は、その阿部選手の対応を視野にいれながら、今度は一気にドリブルで加速してゴールに向かおうとします。

「あとワンタッチしたら(阿部選手が)来ると思ったし、自分としては、来てもかわせる自信があったんです。振り切れると思ったし、そこで打つつもりだった。でも思ったより詰まってしまって、対応されてしまった」

 どうやら、ここに誤算があったみたいですね。

あの仕掛けた距離は、中野選手からしたら、たとえあの瞬間に阿部選手につめられてもドリブルで振り切れるはずの間合いだったということです。しかし阿部選手のアプローチが予想以上に鋭く、追いつかれてしまったこと、さらに振り切ろうして逃げたエリアが窮屈だったことで詰まってしまったようです。

「あのときは、僕の方が先にいけると思っていたし、ゴールキーパーも倒して、もっと完璧なゴールにしようと思っていて・・・得意な場面だったので、欲を出しすぎましたね」

 阿部選手を振り切って、ゴールキーパーの西川周作選手もドリブルでかわして決めるイメージまで描いていた場面だったとのことでした。

 このときは阿部選手の駆け引きが勝ったわけですけど、今日の試合ではどうか。スタメン濃厚の中野嘉大選手はこのときのリベンジを埼スタで果たせるか。

今季は先発で試合に出る機会が少ないです。
理由は、切り替えの遅さやプレーをやめてしまうなど継続性の部分で課題があるためで、練習では風間監督から「中野!」の怒声のような指示が飛ぶことも珍しくありません。

 もちろん、本人は自身の課題もよくわかっていて、それに取り組んできました。
「自分にとっては、ここでチャンスを掴むかどうかで、今後が大きく変わってくると思っています」と気合十分です。

ではでは。
ごうnoteでは、浦和戦の見どころを掘り下げておりますので、埼スタに向かう車内や待機列でぜひお読みください。





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