どうも、いしかわごうです。
本日はルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・名古屋グランパス戦です。
ルヴァンカップといえば、鬼木フロンターレは2017年に決勝で涙を飲んでおります。
リーグタイトルとは別に、悔しい思いをした大会でもありますね。
ちなみにあの2年前に優勝したのはセレッソ大阪でした。
今年からフロンターレに所属している山村和也は、当時セレッソに在籍していて、決勝戦でもプレーしています。そこで、今週の取材中に「どうしたらルヴァンカップで優勝できるんですか?」と思わず尋ねてみたところ、山村本人は「わかんないですね(笑)」と笑って、こう言葉を続けてくれました。
「しっかり勝ち進んだからこそだったし、こういう(第2戦の)試合も一つ一つ勝っていくことですね」
第2戦を迎えるにあたって、フロンターレは2点のアドバンテージがあります。ただ、当然相手は攻めてきます。得点力がある名古屋ですから、あちらのゴールで試合を動かす展開になるかもしれません。ホーム&アウェイの試合で、アウェイゴールルールがあるため、ゴールが決まるたびに勝ち抜け条件が揺れ動きます。ただ、もしそういう展開になっても、チームとして動揺し過ぎないこともポイントでしょう。山村が言います。
「試合は動くので、その部分部分で自分たちが何をしたいのか。そこをぶらさずにやっていくことが大事だと思います」
2試合合計で決まりますが、目の前の1試合を大事にすることこそが大事なのだと思いますね。
試合の見どころは、いつものように、ごうnoteで。ラインナップはこちらです。
1.「それプラス、自分たちで自らボールを手放す必要はない。しっかりと握るところは握る。そこの優先順位は何なのかを、みんなで理解していればいいと思います」(鬼木達監督)。運命の2ndレグに臨む顔ぶれは、継続か、変化か。気になる予想スタメンは?
2.「リードしているアドバンテージを生かさないといけないし、焦ってやる必要はない。しっかりとゲームをコントロールしながらやれれば良いかなと思う」(車屋紳太郎)。鬼木フロンターレが第2戦で持っている3つのアドバンテージとは?
3.「あのぐらいコンパクトにすると守備の連動も良いし、ピンチも作られていなかった」(小林悠)、「コンパクトにしながら、取ったらチーム全体で攻められるように。前が孤立しないように、全体でラインコントロールしながら、全体で攻めに行くイメージでやりたいですね」(脇坂泰斗)。なぜ「守備のコンパクトさ」が名古屋対策に効果的なのか。選手達が語る、第2戦への守備の手応え。
4.「なるべくコーチングの声はかけるようにしています。周りがカバーもしてくれるので、助けたり、助けられたりという関係性ですね」(山村和也)。コンパクトな陣形を機能させるための鍵となる、巧妙なライン統率。第1戦の完封劇を支えた選手間の密なコミュニケーションを継続できるか。
5.「攻めてくるだろうし、カウンターで点を取れればいい。だからと言って相手にボールを持たせる必要はないし、こっちがボールを持てたら持ちたい」(阿部浩之)。アウェイゴールを狙うために、使い分けたい遅攻と速攻。前線のユニットのキーマンは、やはりあの男。
以上、5つのポイントで全部で約9500文字です。ぜひどうぞ。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・名古屋グランパス戦)
ではでは。