湘南戦プレビュー:「完勝じゃなくても、勝ち点3取れればいい。前に進まないといけないし、負けたら意味がない」(中村憲剛)。







 どうも、いしかわごうです。
長かった梅雨がようやく明けましたね。おかげで、昨日から本当に暑いっす!

 さて。本日はアウェイで湘南ベルマーレ戦です。
なんか湘南のアウェイって、だいたい夏場に試合開催されているイメージがありますね。BMWスタジアムの往復で、汗だくになっている思い出しかない・笑。

 試合の見所は、ごうnoteで公開しています。

今回は5つのポイントです。各ポイントを少し掘り下げて紹介をしてみましょう。

1.気になるスタメン予想。井川祐輔、谷口彰悟、エドゥアルドによるセンターバック争いに、「競い合わせているわけでない」と話す風間監督の真意は?

・・・・エドゥアルドが復帰してから、紅白戦ではセンターバックのユニットをよく入れ替えながら、プレーさせています。組み合わせを見定めているのかと思っていたのですが、風間監督に聞くと、そうではありませんでした。CB争いの現状について、よくわかると思います。

2.湘南に守備のジレンマをいかに生み出すか。「隠れないように顔を出し続けるだけ。隠れたら相手の思う壺なので」。湘南のボール狩りに対する、中村憲剛の心構え。

・・・・・現在、降格圏内という順位が示す通り、今年の湘南は決して好調ではありません。スカウティングとして2試合ほど見ましたが、なんだか元気がないですし、ちょっとしたミスからの失点も目立ちます。

しかしフロンターレと対戦するときは、彼らのスタイルである前線からの「ボール狩り」がハマりやすいので、たぶん気合十分でくるはずです。そこにどんな心構えで望むのか。仮想・湘南で行った紅白戦での反省点を踏まえて、中村憲剛選手に試合のポイントを語ってもらっています。

3.つなぐ、下げる、飛ばす。湘南戦で試される、センターバックコンビの組み立て力。

・・・・この試合で一番試されるのは、最終ラインからのビルドアップだと思います。そこで、この「つなぐ、下げる、飛ばす」という3つのポイントをいかに使い分けるかに注目しています。その中でも、今年は特に「下げる」、つまりGKチョン・ソンリョンを使った組み立てが有効に機能しています。

「今まではGKを介さずに自分たちでやることが多かったかもしれない。ソンリョンは足元がうまいし、落ち着いているので、フィールドプレイヤーのひとりとしてつなぎに加わってくれている。とてもやりやすい」と話していたのは、井川祐輔選手。

湘南のプレッシングに対して、センターバックのどういう対応力が求められるのか。そこを書いています。

4.「一つ飛ばした先にいる小林悠」とは?そして、6試合連続得点なるか。

・・・現在5試合連続得点中。湘南は前傾姿勢で猛プレスをかけてくると思いますが、そこで一山越えてしまえば、大きなチャンスが生まれてきます。そのときにキーマンとなるのが、小林悠選手になります。なぜなのかはプレビューを読んで欲しいのですが、ここを活用できるかどうかは、勝敗の鍵を握っているポイントだと思います。

5.「鬼のようなパスを出せ」。大塚翔平から大久保嘉人へのホットライン開通なるか。

 かつて大島僚太選手も入塾していた(かどうかは知りませんが)大久保塾に、大塚翔平選手が入塾してました。現在トップ下で出場し続けている大塚翔平選手。3年連続得点王・大久保嘉人選手の、ゴール前での要求はとても高いです。そのレクチャーを紹介してます。

 この入塾を歓迎していたのは、中村憲剛選手。
「ショウヘイは、いい意味でも悪い意味でも自分のリズムでやれる選手。今は、そこにユウやヨシトの要求レベルに合わようとしてミスが出ている。ヨシトが点を取るためにショウヘイに求めているのは、すごくレベルが高い。でも、それができるようになると、ショウヘイも一皮むけると思うよ。そこを抜けられれば、もっと上にいける」

その成果は早速出るのか。ゴール前の二人のどんなプレーに注目しておけば、良いのか。ぜひ読んでみてください。

以上、5つのポイントで全部で約7000文字ぐらいです。読み応えはあると思うので、湘南までの移動の時間などに読んでもらえると幸いです。

「完勝じゃなくても、勝ち点3取れればいい。前に進まないといけないし、負けたら意味がない。まだセカンドが始まって5試合だけど、逆に一番大事にしなくてはいけない時期だと思っている」

 そんな風に気を引き締めていた中村憲剛選手。勝って年間首位キープといきたいところです。

よろしくお願いします。
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ2nd第6節・湘南ベルマーレ戦)





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