どうも、いしかわごうです。
前節名古屋戦で負傷した中村憲剛選手の診断結果が発表されました。
右足関節捻挫、長母趾(ちょうぼし)伸筋挫傷、長趾(ちょうし)伸筋挫傷で復帰まで約3~4週間。
怪我は残念でなりませんが、重症ではなかったことは、本人の言葉を借りれば、「不幸中の幸い」です。昨日の帰りは松葉杖をついていましたが、今日は松葉杖なしで歩いていました。正式な診断結果も出たことで、早速、復帰に向けて気持ちを切り替えていた印象です。
3-0で勝利した名古屋グランパス戦のレビューは、ごうnoteで公開しています。
できる限りピッチ上の分析にしましたが、やはり中村憲剛選手のことも触れております。
今回のラインナップはこちらです。
1.「あれは質だね」(中村憲剛)。「高さ」でこじ開けた先制点。その崩しで効いていた、エウシーニョのスルーパスを振り返る小林悠。「あまりないですよね。クサビに当てて、入って来るイメージがある」。
2.抜群の攻撃参加と、浮き球クロスとグラウンダーを使い分け続けた車屋紳太郎。待望のアシストに「自分が遅れたかなと思ったけど、嘉人さんが良いタイミングで出してくれた。良いタイミングで上がれたかなと思います」。
3.「股抜きを狙う感じで速いボールを通して、それがうまくいきました」(車屋紳太郎)。目があった瞬間に出したクロスではすでに遅い!?大久保嘉人が要求し続けていたクロスボールとは。
4.前節の課題を克服した試合運びで完封。そして中盤で凄みを見せ始めている大島僚太。
5.「もう大丈夫でしょ。福岡戦を経験しているし」。名古屋戦翌日に聞いた中村憲剛の思い。
以上のポイントで、約6000文字です。
ディープなレビュー、公開してます。➡️ 11人全員が触って生まれた追加点。そして大久保嘉人が車屋紳太郎に要求し続けていたこととは? / ワンポイントレビュー:リーグ2nd第2節・名古屋グランパス戦:3-0|note(ノート) https://t.co/X8MSDUmhAg
— いしかわごう (@ishikawago) July 10, 2016
ちなみに名古屋戦ではこんなデータが出ていたようです。
790 – 川崎フロンターレは名古屋戦で790本のパス成功を記録。今季J1で最多。ティキ・タカ。
— OptaJiro (@OptaJiro) July 11, 2016
2 – J1第2ステージ第2節のボールタッチ数ランキング:
159 – 大島 僚太 (川崎)
119 – エドゥアルド (川崎)
115 – 中村 憲剛 (川崎)
109 – レオ・シルバ (新潟)
100 – 井川 祐輔 (川崎)— OptaJiro (@OptaJiro) July 11, 2016
つないだパスは790本!・・・すごい。
試合内容自体はすこぶる良かったとは思いませんでしたが、ボールを握り倒していたんですね。
それを裏付けるのが、後半開始早々に生まれた2点目のゴールシーンです。約90秒ほど相手に触れられず、チーム全体でパスを回しています。よく見ているとGKのチョン・ソンリョンを含めた11人全員がボールタッチしていました。そしてなにより、車屋選手がようやく大久保選手へのアシストを記録しました。
実はこれまで、車屋選手からのアシストで、大久保選手がゴールを決めたことはありませんでした。アシストの場面で、クールな車屋選手がガッツポーズをしてましたから、相当嬉しかったのだと思います。あのクロスのイメージに関しては、本文のコメントを読んでもらうとして、手応えもあったようですし、車屋選手自身もこれでひとつコツを掴んだかもしれません。
そして今日の練習後、大久保選手も「自信をつけたと思いますよ。余裕があるんじゃないかな。今日の練習でも変わっていたし。あのひとつで変わったと思うよ」と太鼓判を押してました。自信つけたら、早いな、おい。
ぜひ、あの2点目に込められたあれこれを読んでもらえると幸いです。
11人全員が触って生まれた追加点。そして大久保嘉人が車屋紳太郎に要求し続けていたこととは? / ワンポイントレビュー:リーグ2nd第2節・名古屋グランパス戦:3-0
ではでは。