神奈川ダービーの勝利を深堀り。なぜ、いつもは速いボールを中に入れる車屋紳太郎が、浮き球のクロスを狙ったのか。







どうも、いしかわごうです。

 先週末は、金曜日は将棋フットサル東西対抗戦の取材、土曜日は横浜F・マリノス対川崎フロンターレの神奈川ダービーの取材、そして日曜日に将棋連盟フットサル部活動・・・と将棋とサッカー&フットサル三昧でした。

 将棋フットサル東西対抗戦の記事をまとめるのがすげぇ大変で、なかなかブログを更新できないんですけど、神奈川ダービーの振り返りを。

 試合は2-0で勝利。試合後の風間監督も言ってましたが、試合内容を考えれば、2点しか取れなかったことは反省材料です。

 勝因はいろいろとあると思いますが、試合後のミックスゾーンで、中村憲剛選手が「相手を観れるようになってきたね」と話していたのが印象的でした。

 このコメント自体は、試合での登里享平選手のポジショニングについて質問した際の回答です。

 というのも、ここ最近のノボリは、左サイドから中央に寄ってボールを受ける意識が強いあまり、前線で渋滞を起こし気味になる課題を抱えていたのですが、マリノス戦ではそこの問題も解消されており、相手の守備を観ながら左サイドと中央でプレーするバランスがとても良くなっていたからです。前半には車屋紳太郎選手のオーバーラップを引き出すスペースを作ったり、49分には前線への動き出しで、大久保選手からのクロスを引き出して、自らヘディングゴールという場面も作り出しました。

 フロンターレの中では、憲剛選手や大久保嘉人選手が「相手を観ながらサッカーができる」というタイプの筆頭だと思いますけど、ここ最近の試合では、今回のノボリやスタメンとして出ている選手だけではなく、途中交代で入ってくる大塚翔平選手も含めて、「相手を見て何をすべきか、どこから攻めていくべきか」を理解しながらプレーする選手が増えてきている感じがあります。

 わかりやすかったのが、マリノスの左サイドを守る新井一耀選手がいるエリアを前半から狙い撃ちにした意図ですね。左センターバックの中澤佑二と左サイドバックの新井一耀の間を執拗に狙い続けたのには、しかるべき理由がありましたし、このへんの狙いもしたたかだったと思います。

他には、エドゥアルドネットの先制ゴールでは、いつもはニアサイドに速いグラウンダーを入れる車屋紳太郎選手が、ファーサイドにクロスを上げました。このへんも相手を観てサッカーができるようになった一因だと思います。

この2つの点の意図の詳細については、ちょっと長くなったのでごうnoteで詳しく語っております。

今回のワンポイントレビュー、ランナップはこちらです。


1.スカウティング通りだったマリノスの守備対応と、狙い通りだったブロック崩し。攻略のヒントは開始4分の決定機にあり。

2. 中澤佑二と新井一耀の間を執拗に狙い続けた理由。「どこまでついてくるかなと思って。佑二さんが俺についてきたら、斜めに悠が走る」(中村憲剛)、「フワッとしたボールだけで中澤さんの裏を狙えた」(小林悠)。

3.先制ゴール解説。なぜ、いつもは速いボールを中に入れる車屋紳太郎が、浮き球のクロスを狙ったのか。

4.「自分が一番元気だったので、一番走らないといけないと思ってました」(大塚翔平)。効果的に機能した、対人守備のスペシャリスト・武岡優斗と攻守に顔を出せる大塚翔平の投入。この交代策は、今後に向けた勝利の方程式になるか。

5.ピッチ上に存在していた、ボールを持つ選手達の明確な意思。「相手が取りに来ないのだから、保持していれば僕たちのボール。チームみんなが、そうなっていたと思います」(小林悠)。ステージ優勝は自分たちの手の中にあるということ。

以上、5つのポイントで、ピッチ上のあれこれをレビューしています。約6500文字です。神奈川ダービーの勝利を深堀りしておりますので、よろしければどうぞ。

スタイルの完成度を見せつけた完勝劇。ついに単独首位。ステージ優勝は自分たちの手の中にあるということ。 / ワンポイントレビュー:(リーグ1st第15節横浜F・マリノス戦:2-0)。

ではでは。

おまけ。





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