ベガルタ仙台戦〜安藤駿介選手の3年分の準備、板倉滉選手の10年越しの夢。







 どうも、いしかわごうです。
本日は等々力競技場でナビスコカップ第6節ベガルタ仙台戦です。

週末にジュビロ磐田とのリーグ戦が控えていることも考慮して、ターンオーバーで挑む一戦となります。

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普段、なかなか出場機会がない選手にはとっては、ようやく巡ってきたチャンスでもあると思います。試合に出ていない時期に、プロとしてどういう準備をしていたのかが問われる一戦でもあります。

 例えば、今季から加入し出場時間がナビスコカップのアビスパ福岡戦後半のみの大塚翔平選手は、風貌もごっついヒゲをたくえていて、「ワイルド翔平」になっておりました・笑。

 何かの決意の表れかと思いきや、「いや、面倒臭かっただけです。特に何もないです」と笑っていました。「もちろん、試合にでれなかったのは悔しいですよ」と静かに燃えていました。ワントップでの出場濃厚で、ゴール前の仕事に期待です。

 一方、最後尾に目をやると、安藤駿介選手がゴールマウスを守りそうです。
湘南ベルマーレからの期限付き移籍から復帰後、チームでは第3GKという立ち位置でした。出場すれば、一体いつぶりの公式戦出場になるのでしょうか。

「出れば公式戦は約3年ぶりですね。フロンターレでの出場だと4年ぶり、2012年以来ですね。等々力だと・・・2011年。よく待ったなと思います(笑)。でも気持ちは全然折れなかったですね。だってキーパーの中では、年が一番下なので、気持ちが切れちゃダメでしょ。自分のプレーに自信は持っています。ショウタくん(新井章太)ともギイちゃん(高木駿)とも、差はないと思ってやっています」

 そして安藤選手は、「結果はわからないけど」と前置きした上で、「準備」に自信をのぞかせていました。3年分の準備の成果を見せてほしいと思います。

 安藤選手が3年ぶりの出場ならば、プロデビュー戦となる板倉滉選手に関しては、10年越しの夢を叶う瞬間でもあります。
 
 板倉選手はクラブの下部組織出身で、下部組織に入る前には熱烈なサポーターとして応援していた少年として知られています。10年前の2006年、将来の夢としてフロンターレのエンブレムをつけてプロサッカー選手として等々力でプレーすることを絵に描いてコーチに提出した彼がプロとして等々力のピッチに立つのですから、なんだかドラマや漫画のようなストーリーです。

このとき、その絵を受け取ったのが高﨑康嗣さん。今年からフロンターレを離れて、J3のグルージャ盛岡でコーチをつとめております。そんな恩師・高﨑康嗣さんにも連絡をしたそうで、取材では、そのときのやりとりも話してくれましたよ。

そしてこのデビュー戦で「三好より先に点を取ってやろうと思ってます(笑)」と笑っていました。セットプレーでは楽しみですね。

板倉滉選手に関しては、ごうnoteのプレビューの中で約1800文字に渡って熱いコラムを書いています。購入して、読んでもらえたらと思っております。

では、仙台戦のプレビューラインナップです。

1.約3分でざっくり予習するベガルタ仙台の戦い方

2.ターンオーバーで挑む一戦の先発予想。風間体制で初先発となるGK安藤駿介を支えてきたものとは?

3.「チャンスをもらえたので、何かを残したい」。攻撃陣のカギを握る大塚翔平に期待すべき仕事はこれ!

4.中盤を仕切るのは、ボランチ・狩野健太。大事なのは、うまくやろうとし過ぎないこと!?

5.「等々力のピッチというのは、小さい頃からずっと見ていたし、そこに立っている選手が格好良いと思っていた」。10年越しの夢を叶える瞬間が近づいている板倉滉。

 ポイントは5つ。全部で約5500文字に渡って、ベガルタ仙台戦の戦術面での見どころをディープに語っています。

久しぶりの安藤語録あり、板倉滉選手を熱く語るコラムあり、ゴールには必要なのは「大胆さと繊細さの間」という三好選手の意気込みどなど、彼らのプレーを楽しみにしている方には、ぜひ読んでほしいと思っています。

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ナビスコカップ第6節・ベガルタ仙台戦)

よろしくお願いします。

ちなみに板倉選手のフロンターレ愛にまつわるエピソードは、「川崎フロンターレあるある2」にも多数収録されています。こちらもどうぞ。





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