新潟戦〜中と外の攻撃の使い分け。







 どうも、いしかわごうです。

デンカビッグスワンスタジアムでのアルビレックス新潟戦は0-0。

アウェイで得たこの勝ち点1をどう解釈すべきか・・・なかなかモヤモヤした試合でした。

 この試合では、サイドからの崩しが多かったと思います。
新潟の守り方は、〔4-1-4-1〕で構えながら、ボールサイドに人数をかけてきます。中を閉めつつ、ボールの逆サイドは捨てて守ってくるので、中央からの崩しにこだわらず、空いているサイドからの崩していく攻撃を展開。特に序盤は、新潟がフロンターレの右サイドからの崩しに対応できず、何度もチャンスを作っていました。

 中と外の攻撃の使い分けという部分で、ピッチ上のコミュニケーションはどうだったのか。
何人かの選手に見解を聞いてみたのですが、「そんなに中にこだわる必要はないですよね。逆に、外から攻めていけば中も空いてくると思っていたので」(小林悠)、「特に前半はエウソン(エウシーニョ)のサイドを使えていたので、シンプルに外を使う。外を使って、また中に、という揺さぶりをやっていければと思っていました」(谷口彰悟)と、選手に聞く限り、チームとしてのズレはなかったと思います。

では、何が問題で得点が奪えなかったのか・・・そんな試合の分析です。今回のラインナップはこちら。

今回のポイントは、6つです

1.森谷賢太郎とエドゥアルド・ネットのダブルボランチの機能性を検証する。

2.「仕留めたかったですね。あの時間帯で1点入ったら、トントントンと行ったはず」(中村憲剛)。序盤に中央ではなく、右サイドで勝負し続けた理由。

3.「神戸戦の時とは違ってリラックスしてシュートを打てた。だからこそ、悔しい」(小林悠)。フィニッシャー・小林悠の不発と、クロス精度の原因を分解してみる。

4.なりを潜めた前線の流動性。その原因は?

5.「前半に飛ばしすぎた。後ろの体力を考えてやればよかったとも思う」(中村憲剛)。試合運びに影響した、攻撃陣と守備陣によるコンディションのバラつき。

6.アウェイでの勝ち点1をどう捉えるべきか。

 全部で約5500文字。今回のスコアレスドローのモヤモヤした気持ちを抱えている方に向けたレビューにしてみました。気持ちの切り替えに読んでもらえると幸いです。

ワンポイントレビュー:「前半に飛ばしすぎた。後ろの体力を考えてやればよかったとも思う」(中村憲剛)。試合運びに影響した、攻撃陣と守備陣によるコンディションのバラつき。(リーグ1st第13節・アルビレックス新潟戦:0-0)





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