どうも、いしかわごうです。ゴールデンウィークですねぇ。
先日の仙台戦は1-1のドロー。ハイライトはこちら。
大島僚太選手の同点弾は、ゴラッソとしか言いようがないですね。今節のJ1ベストゴールにもノミネートされています。
ジュニーニョの3本指ゴールを思い出させるような、角度のない位置からニアを打ち抜く鮮やかな一撃でした。
ただ彼の真骨頂は、むしろその前のドリブル突破です。逆をついたタッチで、相手を簡単に剥がしてボールを運んでます。誤解されがちですけど、彼はパサーではありません(水準以上のパス技術は持ってますが)。あの取られそうで取られない絶妙なドリブルこそ、大島選手の持ち味ですよ。もっとああいう場面を出して欲しいと思います。
さて試合を振り返ると、どうにもモヤモヤしてしまう試合内容になりました。試合全体を通じた決定機は、仙台のほうが多かったと思います。
気になるのは、「なぜあれだけ決定機を作られてしまったのか」ということです。
仙台の攻撃というのは、ざっくり言うと、2トップが真ん中からサイドに流れることでセンターバックをサイドに釣り出すことで、その空いた中央のエリアを狙って他の選手が飛び込んできます。そういう意味では、鹿島アントラーズと似ています。
今年、鹿島とはすでに対戦しているので、フロンターレの守備陣もそこは経験済みです。センターバックのエドゥアルドと奈良竜樹選手もそこはわかっていました。
しかし鹿島戦では対応できていたのに、この仙台戦では対処に苦慮していました。前半30分と後半7分の場面はまさにそうで、右サイドハーフの金久保順選手に決定的なシーンを作られています。
なぜ鹿島戦では問題なかったのに、仙台戦では対応に苦慮していたのか。
失点シーンもそこにつながっているわけですけど、ゲームレビューでは、その原因を掘り下げてみました。
というわけで、今回のラインナップです。
公開してます。約5500文字。/ ワンポイントレビュー:危険な存在だった仙台の金久保順。彼に3度の決定機を作られた理由。(1st第10節ベガルタ仙台戦:1-1)|note(ノート) https://t.co/YeRK2dWmTH pic.twitter.com/3E3UH8cft1
— いしかわごう (@ishikawago) May 5, 2016
1.前半のシュート数は2本。シュートで終わらなかった代償として狙われ続けた、攻撃的両サイドバックのスペース。
2.危険な存在だった仙台の金久保順。彼に3度の決定機を作られた理由。
3.攻撃のエンジンがかからなかった前半と、選手交代とシステム変更という刺激を与えた後半。
3バックへのシステム変更で、「場所」を空けてしまった失点の原因を検証する。
4.得点シーン解説。「対峙したのが左サイドバックの選手ではなかったので、やり慣れていない守備じゃないかと思っていた」。パサーだと思われがちな大島僚太が見せた、ステップワークの凄み。
5.「いつもに比べると、すごくゆっくりしていた」。後半途中にピッチに入った車屋紳太郎が証言した違和感。
以上のポイントを、約5500文字でレビューしております。
ワンポイントレビュー:危険な存在だった仙台の金久保順。彼に3度の決定機を作られた理由。
さて。
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発売日が「こどもの日」ということで、オリジナルコラムは少年時代のエピソードをなるべく書いてみました。そのまま「こどもの日の思い出」や、僕が少年時代に描いていた幻の漫画作品「ドラクエボール」のエピソードなど、普段だったらまず書かないであろうコラムを一挙放出しております。
メルマガのバックナンバーは、2016年になってから発行した5本です。やたら長い「あとがき」を追加した完全版で収録しております。
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