先日、ツイッターで紹介した奈良竜樹選手の発言について説明します。

” 奈良選手にとってキャリア初の古巣戦だったのだけど、試合後に聞くと「古巣っていうほど思い入れは・・・」と苦笑い。「ただ、ボール持ったとき、ブーイングされてましたよ」と伝えたら、「・・・えっ、されてました？そういうのを感じないぐらい試合に集中してました」と真顔。奈良節、面白いっす。 ”

　冒頭の発言は、「キャリアで初の古巣戦ですよね？」という自分の質問に対するコメントでした。

　奈良選手は「古巣戦っていうほど（多摩川クラシコというカードに）思い入れは・・・」と答えたつもりでした。僕が「苦笑い」という表現を用いたのも、初めてのカードだったので、ややとまどいの表情で語っていたからです。ただ実際には間違えて「古巣」と発言しており、僕もそのまま書いたことで、「古巣っていうほど（FC東京には）思い入れは・・・」という意味で広まってしまいました。

　本来ならば、すぐに訂正をすればよかったのですが、どちらのニュアンスでも取れる発言だったので、奈良選手本人に確認してから訂正すべきだと思い、少し時間がかかってしまいました。

　その結果、皆さんに不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。

　奈良選手が、去年所属していたFC東京というクラブに対して、どんな思いを抱いていたのか。

それは、モバフロの試合前コメントやクラブ公式ページの試合後コメントを読んでもらえたら、よくわかっていただけると思います。

　それだけに、このような形で奈良選手に迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思います。こちらの謝罪に対して彼は「僕の言い方も伝わりにくかったので、気にしないでください」と気遣ってくれましたが、これ以上、誤解が広まるとよくないので当該ツイートは削除させてもらいました。
　
　今回のツイートに関しては、厳しい意見もたくさんいただきました。

　真摯に受け止めて、今後も取材活動に励んでいきたいと思っています。

　いしかわごう