どうも、いしかわごうです。
杉本健勇選手のピックアッププレイヤーを執筆しました。
タイトルは「期待される男」。
今回、杉本健勇選手のロングインタビューをしていて、彼の人間性について感じたものがあります。
それは自分の本音をとても大事にしていること。そしてそれを言葉として発するとき、ごまかしたり、取り繕ったりしないということですね。
例えば去年の年末。
彼は、セレッソに残留するか、フロンターレに移籍するかで悩み、移籍を決断しました。
しかし、フロンターレを選んでもなお、「セレッソ大阪というクラブは、自分にとって一番大事なクラブです。それは今も変わりません」と、古巣への思いを隠すことなく答えています。自分が現在フロンターレの一員だからといって、「セレッソは、フロンターレと同じぐらい大事なクラブです」とは言わないんです。自分のなかに真っ直ぐとした芯が通っているんだろうなぁ、と思います。
捉え方によっては、ちょっと不器用なのかもしれないけど、でもそこが「杉本健勇らしさ」のような気がしました。
・・・・ちなみに原稿の書き出しは、いつも悩むのだけど、今回はちょっと変化球を投げてみました。受験のとき以来、久々に「仮定法」の用法についてちゃんと調べましたよ・笑。
ただ人生に「もしも・・・」はないですけど、運命の分かれ道って多いですよね。
例えば、野球かサッカーか。
杉本健勇は、まわりと同じく野球を始めようと思っていたところ、偶然、従兄弟から電話がかかってきてサッカーに誘われた。そしてやってみたら楽しくて、サッカーを選んだ。もし野球を選んでいたら、まったく違う人生になっていたはずです。
例えば、ガンバ大阪か、セレッソ大阪か。
小学校卒業時、2002年の日韓W杯で活躍した稲本潤一に憧れていた彼は、ガンバ大阪のジュニアユースのセレクションを受けようとしていたんですよね。でも監督から「お前はセレッソに行け!」と言われてセレッソのセレクションを受けて・・・・そこからセレッソに入る。もしガンバに進んでいたら、宇佐美貴史とチームメートだったんですよね。
まぁ、セレッソの下部組織に入ったら、あっさりと当時セレッソ大阪のストライカーだった大久保嘉人のファンになってしまうあたりも面白いですけどね。
そして去年の年末は、残留か、移籍か。
決断に至った思いは本文を読んでもらうとして、彼はフロンターレへの移籍を選びました。この選択も彼にとっては、運命の分かれ道になっていることでしょう。
ではでは。
今日はこの辺で。