マガト監督について語る大久保嘉人「日本にはああいう頑固親父、たくさんいるよ(笑)」。







どうも、いしかわごうです。
明日6日発売の「フットボール批評」の最新号が届きました。

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 今回はJ1の全18チームの主力選手の格付け特集です。
僕は川崎フロンターレのページを担当させてもらいました。今季のチームを総括しつつ、主力選手のパフォーマンスについて採点しています。主力として、大久保嘉人、小林悠、中村憲剛、大島僚太、エウシーニョ、谷口彰悟の6人をピックアップしています。多少は「遊び」もOKとのことだったので、ちょっとしたエピソードや小ネタも少しだけ盛り込んでおきました。

 担当記者によって採点のつけ方や評価ポイントが多種多様なので、そこを比較して楽しむのも良いかもしれません(大久保嘉人の評価項目で「年間を通じてケガや出場停止もなく出場」として原稿を提出した後の試合で、まさかの出場停止でゲラを急いで直したのは、ここだけの話です)。
 
 巻末のサッカー本の書評コーナーにも寄稿しました。西部謙司さんの「FW陣形戦術クロニカル」について書いてます。

60年前は5トップが当たり前だったFWの数も、いまや1トップが当たり前で、ときには0トップです。そんな現代サッカーのフォーメーションの変遷を、FWのポジションの数から迫った一冊です。

 大久保嘉人関連といえば、本日こんな一部報道がありました。

【鳥栖】新監督に鬼軍曹マガト氏を招聘へ ドイツで長谷部&内田指導

 サガン鳥栖がマガト監督の招聘に動いているというものです。
本当に招聘するのかどうかはさておき、実は大久保嘉人もドイツ時代にマガト監督のもとで指導を受けています。

軍隊式のトレーニングとも言われるだけあって相当ハードらしく、自著「情熱を貫く」の中で「国見高校の練習はかなり厳しかったけど、マガト監督は、それ以上だった。」と明かしているほどです・・・国見高校以上って想像がつきません。

 今日の練習後の帰り際、その話題を本人に振ると「あれ、本当っすか?」とこちら側に聞いてましたが、マガト監督の指導に関しては、意外にも「厳しいけど、日本人には合ってるよ」とも言ってました。

「自分の場合は、ドイツに行って言葉もわからない、文化もわからない中だったから、あれはきつかった。でも日本でやる分には、まわりとコミュニケーションは取れるし、孤独感もないんじゃないかな」との見解でした。なるほど、慣れない海外生活でストレスがある時期に、とびきりハードな練習が続くと、ものすごく心身ともに消耗するんでしょうな。「日本にはああいう頑固親父、たくさんいるよ(笑)とも。

 次節の浦和戦は、大久保嘉人抜きで試合に臨みます。
代わりにチャンスが巡ってくる選手も含めて、チームとしてどういう顔を見せてくるのか。楽しみですね。

ではでは。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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