どうも、いしかわごうです。
「3月のライオン」の最新刊11巻が発売となりました。
せっかくなので、手帳とフリックボールペンが付いている特装版を購入。あと記念ペーパーも入ってました。
今回は、川本家に突然現れた父親・誠二郎をめぐって、かなり重量感たっぷりの巻ですね。相変わらず心の深いところにギュッと踏み込んでくる漫画です。モフバーガーで日曜のだんらんを過ごしていた帰り道に、そのクライマックスがくるくだりなんて・・・読んでいると、ズッシリと来ます。
ただシリアスな展開ながらも、随所に笑いを盛り込んで来るメリハリがさすがですね。そして新刊を読み終わると、本棚から10巻までを引っ張り出して、再び熟読して読み返しました。3月のライオンあるある、ですね。
オススメの漫画です、本当に。
なお今回の11巻のプロモーションとして、将棋連盟のプロ棋士11人とコラボした巨大広告ポスターが駅に貼られ、これは将棋ファンの間でも大きな話題になっておりました。登場する棋士が、めちゃくちゃかっこ良いんですよ。
僕は先週、新宿駅東口改札の広告を観てきましたよ。
人通りが多い駅の改札口付近なので(新宿ですから・笑)、全体図を人影無しで撮るのはさすがに無理ですね。棋士のポスターは個別に撮影してきましたので、紹介しますね。みんな名言付きなんですよ。これが良いんだな、また。
羽生名人。
「追いつめられた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。」
渡辺棋王。
「あまりの重さに苦しくなり、笑ってしまった。」
糸谷竜王。
「求める将棋は、まだまだ遠くにある。しかし、それが何かはわからない」
郷田王将。
「良い手は指が覚えている。」
森内九段。
「知らない局面でこそ、その人が持っているものが問われる。」
加藤一二三九段。
「思うようにならないからこそ、人間は成熟し、深みは増す。」
行方八段。
「確かなことは、きっと勝つこと以外はないんだろうな。」
先崎九段。
「詰みを逃して負けるのだけは避けようと思った。その時は、自分が棋士でなくなってしまうような気がした。」
広瀬八段。
「私たちは、ひとりで向き合うしかない。」
豊島七段。
「将棋は本当に楽しいです。昨日負けた自分が言うのですから、間違いないと思います。」
この漫画を読んだのがきっかけで、将棋界に興味を持つファンもすごく増えているんですよね。そして、実際に将棋ファンになると、プロ棋士のキャラクターは、3月のライオンに出て来る棋士よりも濃い(面白い?)ことにビックリする人も少ないないのだとか・・・・いや、本当に魅力的な棋士がたくさんいますよ。
ちなみに将棋界の棋士のキャラクターを知る入門書としては、最適な一冊がこちらです・笑。
ではでは。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。