どうも、いしかわごうです。
本日は、アウェイの新潟戦です。
ゲームプレビューと予想スタメンは、サッカーキングのサイトに書いてますので、まずはそちらを。
【予想スタメン】リーグ戦連勝で上位陣に肉薄…勢いに乗る川崎がベストメンバーで3連勝を目指す
リーグ戦は残り6試合。セカンドステージの開始直後にレナトの電撃移籍や小林悠の負傷離脱もありモヤモヤする戦いが続いてましたが、シーズン終盤に「これがベストメンバー」と呼べる形が見えてきました。
ならば、あとはいかにこの形を成熟していくか。そのためには、ケガをしないこととコンディションを整えることが前提になります。コンディションに関しては、週イチのペースで試合が続いていますからね。少なくとも連戦による疲労の影響はありません。今週に入って小林悠や谷口彰悟の体調不良がありましたが、週末の練習にはしっかり復帰しているため、出場に影響はなさそうです。
唯一の連戦となるのが、水曜日にJ-22選抜として公式戦に出場した大島僚太です。ただJ-22では45分の出場で、練習もコンディション重視だったようで疲労は少なかったようです。表情も明るく、「(U-22代表から)帰ってきたら、だいたい新潟戦なんですよ」と笑っていました。
「あー、そうでしたっけ?」と聞き返すと、「今年のホームもそうだったし、去年のアウェイもそうだった気がします。これで3回連続ですよね?」と逆に聞かれたけど・・・しらんがな・笑。本人がいうなら、たぶんそうなんでしょう(適当)。
意外と彼は新潟に縁があるのでしょうかね。
実は大島僚太にとってビッグスワン(東北電力スタジアム)は、2011年シーズンにJ1初スタメンを飾った場所でもあります。中村憲剛の急な欠場で、田坂祐介とダブルボランチを組んで出場しました。
ただ結果と内容は芳しくなく、新潟が武器としている中盤の激しいプレスに面を喰らってしまい、ホロ苦い先発デビューとなってしまいました。あの4年前に比べたら、大島僚太は随分とたくましくなりましたよ・・・(遠い目)。
そしてあのときボランチを組んでた田坂祐介にとっても、久しぶりにビッグスワンでの試合となります。
「映像を見る限り、新潟は人に対して強く来るチームですね。マンツーマン気味にくるかもしれないので、ボールの持ち方や動きの中でボールの持ち方で相手を外せれば、ビッグチャンスを作れると思います」(田坂祐介)
彼らしいなと思ったのが、もし新潟が人に対して守備をする守り方をしてくるならば、そこで相手をひとり交わせば、どんどん守備の組織がズレていくとところに狙いを話していたことですね。
中村憲剛や大島僚太は、巧みなポジショニング、奪いに来た相手の逆をつく動き、味方を使ったパスの受け直しの連続でマーカーに掴まらない技術に長けていますが、田坂祐介の場合は、相手を外す動きだけではなく、相手をフィジカルコンタクトで弾く動きがプレーの選択肢にあるのが強みです。対人でのフィジカルコンタクトを苦にしていないのは、ドイツでの経験かと聞くと、「そうです」と言い切りました。
「あっちでやっているときのほうが相手は厳しく当たりに来たので、逆にやりやすいです。しっかりと1対1で勝つことを自分たちができれば、嫌な相手ではないと思います」(田坂祐介)
新潟の、ハードなプレスと人に対するタイトなマーキング。これを自分の強みに出来る田坂祐介の存在は、この試合を進める上での力強いアクセントになるはずです。
それと彼は、実は現在リーグ戦3試合連続ゴール中なんですよね。「4試合連続ゴールで!」と声をかけると、「・・・ハードルあげますねぇ」と苦笑いしてましたが、8月は肉離れで離脱していたことで風間監督からは「有給、使い過ぎだ」と笑われたそうで、その分をいま働いているそうです・笑。
ってなわけで、本日の新潟戦は、4年前のビッグスワンでボランチコンビだった2人に、注目してみようと思います。
ちなみに4年前の新潟戦の試合記録。
吉田勇樹(普及部コーチ)がベンチにいたりしますが、小林悠と小宮山尊信がスタメンで出ているし、思いのほか顔ぶれが変わってないですね。
ではでは。
<「川崎フロンターレあるある」のNo29より>
※新潟への遠征は、念のため雨具を準備しておく
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。