能田先生の新作「マネーフットボール」の1巻が出たぞ!







 どうも、いしかわごうです。
最近、読んだ漫画「マネーフットボール」。

「オレンジ」、「オーレ!」、「サッカーの憂鬱」などのサッカー漫画で有名な能田先生の新作です。ついに1巻が発売になりました。

 グラゼニのサッカー版という声もあるようですが、タイトルからわかる通り、これは「マネーボール」のサッカー版ですね。「マネーボール」は、ブラッド・ピット主演で映画化もされた作品なので観た方は多いかもしれません(僕も観ました)。

球団のGMであるビリー・ビーンが、貧乏球団であるアスレチックスを強くするため、周囲に反発されながらも、データを駆使した独自の理論で野球界に旋風を起こしていくという、実話を基にした物語です。球団に関わる様々な立場の人物によるドラマが垣間みれて、非常に面白いです。

「マネーフットボール」では愛媛イーカルスに新監督に就任した大月雅史監督の手腕が、数字やデータ重視、スカウティング重視というアプローチでチーム作りを進めていて、マネーボールのGM・ビリー・ビーンを思わせる人物ですね。そのため、漫画内の試合展開もスカウティング重視で描かれるので読んでいて新鮮です。

 断っておくと、この漫画の主人公は、愛媛イーカルスに所属する梶本洋平というプレーヤーです。ポジションは右サイドバックで、得意技がロングスローという渋すぎる選手・笑。

 経歴としては、1部リーグのビッグクラブ浦和レッドスターから期限付き移籍で2部リーグの愛媛に。1年の期限付き移籍を終えて浦和に復帰しようとするも、浦和の強化部長からの回答は、愛媛での期限付き移籍の延長。もっとお金を稼ぎたい梶本洋平は・・・というところから物語が始まります。

週刊漫画TIMESのホームページで第1話を試し読み出来るので、興味ある方は読んでみてはどうでしょうか。

・・・にしても、J2リーグのリアルな物語を描かせると能田先生の右に出る者はいませんね。相変わらず、他のサッカー漫画とはひと味違います。オススメです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、「サッカーの憂鬱」の2巻には、僕をモデルにした(?)サッカーライターが主人公にした物語が掲載されてます。麻生っぽい練習場も出て来ますよー。

ではでは。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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