本日の麻生取材〜小林悠が外から感じた「チームに足りないもの」。



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 どうも、いしかわごうです。

 本日は麻生取材に。
一部の主力をのぞいて、午前午後の二部練習でした。

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 午前練習中、別メニューグループとは別に(という言い方は変ですが)、1人でグラウンドに現れてゆっくりとジョギングを始める選手が・・・・小林悠選手でした。

 あせらず、自分の足の感触を確かめるように、ジョギングをしていました。右ヒザ手術からの回復具合は順調のようです。帰り際に話を聞いてみると、復帰目標であるセカンドステージ開幕戦出場に向けて、少しずつ準備を進めていると教えてくれました。

 ケガがなければ、もしかしたら、本日行われるワールドカップ二次予選シンガポール戦の日本代表メンバーに名を連ねていたかもしれない。しかし、それはもう過ぎたこと。自分の復帰目標に向かって、少しずつ歩みを進めてここまできました。

 外からフロンターレの試合を観ていて感じることもあるようで、「チームに足りないと思ったものを、自分が復帰したときにプラス出来ればと思ってます」と、すでに復帰後の活躍を誓っていました。

 では、小林悠選手が思う「チームに足りないもの」とは何なのか。率直に聞いてみると、彼は「前の動きが少ないですよね」と、これまた率直に答えてくれました。

「相手の背後を取る動きと、そのタイミングですね。試合を観ていても、『なんで今、動かないんだろう?』と感じることは多いです」

 このインターバル期間に、今シーズンの試合を何試合か見直してみたのですが、直近の試合で感じ続けていた違和感の正体・・・それは、やはり前線の攻撃陣がうまく循環していないことです。大久保嘉人が典型ですが、相手に挟まれてすごく窮屈そうです。サイドから相手の最終ラインを引っぱったり、背後を狙い続けるたりする駆け引きをする小林悠がいないんですよね。

「自分がいないと、嘉人さんが活きないというのは感じますね。嘉人さんがボールを受けに下がってくるのは、自分が裏に抜けているからこそ意味があると思っていました。今は、そこでの怖さがないですと思います。1人が上手く裏に抜け出して、そのこぼれを嘉人さんが拾うという形とかがない。貴之(船山貴之)は動いているのだけど、なかなかタイミングが合っていない。そこの動きの質ですよね」

 小林悠と大久保嘉人は、相手を生かすような仕事ができるし、それによってまた自分も生きてくるという動きの関係が、自然と構築できていたのだと思います。もちろんこれだけが原因ではないですが、攻撃陣の歯車が噛み合わないモヤモヤの原因がちょっとわかった気がしました。

奇しくも、今日張り替えた玄関のポスター。
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小林悠の復活、期待してます。

さて、代表戦ですね。

ではでは。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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