どうも、いしかわごうです。
現在無料視聴できるスカパー!オンデマンドの「フロンターレサポが選ぶ!歴代ベストゲーム」を観ました。
てっきり1時間ぐらいの番組で、時間があるときに観ようかなぐらいに思っていたのですが、15分ちょいのコンパクトサイズなんですね。サクサク観れました。出演者は、伊藤宏樹、中村憲剛、井川祐輔の3人。試合映像が流れると、そこにまつわる周辺情報をすぐに思い出す中村さんはさすがですね。そして1位は、やっぱりあの試合でした。
さて。
記憶に残る試合と言えば、前節湘南戦を、「中村憲剛がスーパーサブとして機能する」という意味で捉えると、興味深い試合でした。ただし、過去のフロンターレの試合でも「スーパーサブ・中村憲剛」として記憶に残る試合はありました。
すぐに思い出せるのが、2012年の望月代行監督が指揮をした、リーグ第7節アウェイのコンサドーレ札幌戦です。0-2の展開で後半途中に中村憲剛を投入すると、ファーストタッチか2タッチ目ぐらいでゴールを決めて、そこから試合も一気に3-2にひっくり返しました。
ただ、個人的には、2010年のナビスコカップ準々決勝・鹿島アントラーズ戦2ndレグが一番強烈ですね。この試合で、高畠監督は、前日の日本代表戦(10分ほどの出場だった)を終えて朝に到着した中村憲剛をベンチに入れる荒技(つまり、中0日)を行いました。
1stレグを1-2で敗戦し、ホームでの2ndレグも前半を終えて1-1。このままだと敗退となる状況で、62分にスーパーサブとして中村憲剛が強行出場。
出場すると、地をはうミドルシュートを豪快にネットに突き刺し、2-1。しかしこれで合計スコアは3-3と五分。さらにこれで勢いを取り戻したチームは、終盤にも怒濤の攻めを見せて、最後にヴィトールが決めて合計スコア4-3。見事な勝ち上がりを決めたんですよ。あれは、まさに震えるような試合でした。確かエルゴラの選手採点に自分は8.0点を付けたような覚えがあります。あの試合の展開は、いま思い出しても、胸が熱くなります。
先日、クラブからリリースが出ましたが、中村憲剛選手の「サッカーDVD教材」が出来ました。
「KENGO Academy 〜サッカーがうまくなる45のアイデア〜」
背が小さくて、足も遅い。中学生のときには挫折も経験して、サッカーをやめた少年が、どうやってJリーガーになり、日本代表にまで上りつめたのか。そのエッセンスを盛り込んで、映像で解説しているトレーニングDVDです。僕も製作を少しだけお手伝いして、収録に立ち会わせていただきました。
http://www.e-3shop.com/kengoacademy/
7月7日発売で現在予約受付中です。少年サッカーの指導者や、壁にぶちあたっているサッカー少年を持つご両親にはたくさんヒントがあると思います。
ちなみに3月に発売された書籍「サッカー脳を育む」は、このDVDの副読本のような位置付けでもあるので、DVDに興味のある方は、まずこの本を読んでおくことを強くおススメしますよ。
ではでは。今日はこのへんで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いつも楽しく拝読しています。
ナビ鹿島戦が個人的に一位です。
「代表戦から中0日」
戦術眼に長ける鹿島 小笠原満男が危機感を感じてケンゴを止めに来て、結果ミツオが退場になった。
という事実が加点要素です。