どうも、いしかわごうです。
本日は清水エスパルス戦です。
近年の清水戦は、西部洋平(全体練習復帰済み)が古巣戦だったり、去年ならば相澤貴志がいたり、今年は杉山力裕がいたりと、フロンターレにとってはなぜかGK絡みで縁がある相手になってます。
そんな杉山力裕との対戦を心待ちにしているオトコがいます。
そう、新井章太です。西部洋平の負傷離脱後、現在公式戦6試合連続出場中。堂々としたプレーぶりでフロンターレのゴールマウスを守り続けています。今年、清水に移籍した杉山力裕はフロンターレで長く第2GKをつとめていました。新井章太にとっては、西部同様、なかなか越えられなかった存在でもあります。
「超楽しみなんですよ。リキさんに勝ちたい。フロンターレのGKとして。すごく勝ちたい」
と、対戦をとても楽しみにしているようです。GK同士がマッチアップする機会はないでしょうし(あったらヤダな。CKで攻め上がったときぐらいでしょうか)、むしろピッチでもっとも遠い場所で対峙している2人になるでしょう。フロンターレのGKとして勝つことに、並々ならぬ思いを秘めている新井章太に注目です。
新井章太の話題が出たので、この試合は守備面に注目してみようと思います。
例えば水曜日のナビスコカップ・マリノス戦の試合後、谷口彰悟はこんな反省点を口にしていました。「後半は相手の攻撃を受け過ぎた部分はあったかもしれない。もっと前から奪いに行ってもよかったと思っている」と。結果的にセットプレーで失点してしまいましたが、メリハリをつけるために、あの時間帯は引いて守っているのかなと思っていたのですが、最終ラインの彼は「相手の攻撃を受け過ぎてしまった」という認識だったのです。
最終ラインに一角に入っていた武岡優斗も同様で、「後半、ちょっとウチが引いてしまいましたね。あの時間帯だけボールを握られたし、ボールにあまり行けてなかったので、カクダくんと『どこかでボールに行ってもらおう』という話はしていたのだけど」と、やはり守る姿勢が強過ぎたと口にしてました。できれば、タイミングを見計らって前からボールを取りにいく姿勢を出したかったということです。
これはなかなか難しい問題で、1点のリードで勝ち切るときは「安全運転」に切り替えて走ることもどうしても必要になってきますからね。サッカーに「事故」はありますし、もともと速度制限を無視してパスを回しているチームなので・笑、やはり疲れている状態でも速度を上げると、事故の確率もあがります。そこでどうするか、です。
例えば、新井章太にきくと、こんな「安全運転方法」を提案していました。
「後半は相手を受け過ぎた。ただ相手が攻めて来ると、つなぎもどうしても落ち着きがなくなる。ああいう場面で、例えばケンユウ(杉本健勇)をサイドに走らせて、一回陣地を取ってしまうとか、そういうことを徹底させていきたいですね。あと試合の終わらせ方はみんな意識していると思います。勝っている状況だとコーナーで時間を使うとか出来ているんで」
ここ5試合で3勝2分ですが、実はその3勝はいずれも1点差勝利ですからね。1点差でどう勝ち切るかは、まさにチームとしての安全運転が求められます。そのハンドルを握る守備陣に注目したいと思います。
ではでは。いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。