どうも、いしかわごうです。
本日は麻生取材に。GWなので、見学者もたくさん。練習後のファンサービスにも長蛇の列。
明日はサンフレッチェ広島戦ですが、しっかり対応していた選手には頭が下がりますね。
少し唐突ですが・・・大島僚太が高卒新人としてフロンターレに入って間もない頃、麻生や等々力でプレーぶりを目の当たりにして、「すげぇ!」、「やばい!」と衝撃を受けた選手が、チームに2人いたそうです。
一人は、中村憲剛。
「まわりが『すごい』と言っていても、実際にはそうではなかったりすることってあるじゃないですか。でも、ケンゴさんは、本当にすごいと思った。目の前で練習と試合を見て、『本当にすげぇ!この人より巧い人はみたことない!やばい!』って、みんなに言いたくなりましたもん(笑)」
と、あるとき珍しく興奮して話してくれたのですが、「中村憲剛が巧いことをみんなに言いたくなった」って・・・知ってるから!すでにみんな知ってるから!っていうね・笑。
そしてもう一人。
それは、現在広島でプレーしている柴崎晃誠だそうです。
「コウセイさんもやばかったです。ボランチでボールを奪われない。ケンゴさんはボールをもらう前から逆を見ておいて、それを狙うタイプなんですよ。でもコウセイさんは、そのままでも相手を切り返せる。それでボールを取られない。キックもうまいですからね・・・やばかったです」
「やばい」ばっかり連発していましたが、それぐらい衝撃だったようです。実際、その年にはザックジャパンにも選出されましたからね。
フロンターレから東京ヴェルディ→徳島ヴォルティスを経て、現在はサンフレッチェ広島でプレーしている柴崎晃誠。去年はボランチで出ていた印象がありましたが、高萩洋次郎のウェスタンシドニー移籍に伴い、今年は2シャドーの一角として起用されて輝いています。明日の広島戦も2シャドーの一角として出場していれば、ボランチで出場する大島僚太とは、ポジション的にマッチアップする機会も多そうです。
今日の練習後にそのへんについて聞いてみると、「コウセイさんはボールを取られないし、ミスをしない選手だから、そこでボールを取れたら嬉しいですね。負けたくないです」とマッチアップを楽しみにしているようでした。広島戦といえば、手倉森ジャパンでのチームメートである野津田岳人、浅野拓磨との対戦に注目が集まりそうですが、僕は大島僚太対柴崎晃誠に注目してみますよ。
なお井川祐輔に「井川さんが知ってるかどうかわからないですけど、最近の広島はシャドーに柴崎晃誠という選手が入っているらしくて…」とわざとらしく振ったら、イガちゃんは「名前を聞いたことがないので、わからないですね・笑」とニヤリとしてました。
明日の等々力では、「何者でもない男」が何者かになる瞬間を見届け来ようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。