どうも、いしかわごうです。
昨日の練習後、締めの挨拶に指名された谷口彰悟が「4月は負けなし」ということをみんなに話していたそうです。言われてみると、公式戦5戦で3勝2分の負けなしは4月4日の第4節アルビレックス新潟戦から始まってます。チームというのは面白いもので、「負けていない」という結果が、ここ最近の試合運びにも影響している印象です。例えば、この甲府戦に向けた選手達の口から出て来たコメントを拾うと・・・
「早い時間帯に点を取れれば一番良いですけど、点の入らない時間のことを頭に入れつつ、あせらないようにやりたい」(大島僚太)
「前半から支配できればベストですけど、うまくいかない時間帯があっても、みんなでカバーし合ってやるから良い結果が生まれていると思っている。後ろがしっかり我慢したい」(車屋紳太郎)
といった具合です。
小林悠に関しては、去年との比較でこんな風に話してくれていました。
「去年は、相手を崩せずにじれてしまい、自分たちでリズムを崩してしまう場面があった。今年はうまくいかなくてもボールを回すことで相手を疲れさせて、後半に出て来たスペースを仕留めるという攻撃の意志がハッキリしてきた。そこをブレずにやっていきたいですね」
これが今年の勝ちパターンになりつつあるのは確かかもしれません。この形に持ち込めるようにまずはボールをしっかりと保持すること。そして相手を走らせること。「相手を走らせること」に関しては中村憲剛のコメントを紹介しましょう。
「神戸戦では、相手はボールを取れるから気持ちよく走れていたはずで、疲れはあってもネガティブな疲労じゃなかったはず。そうではなくて、相手にヤバイと思わせるパスのつなぎであったり、相手が走らされていると感じるようなボールを出していくこと」
かのヨハン・クライフの「ボールを動かせ、ボールは疲れない」という名言がありますが、連戦だからこそ相手を走らせるボール回しで試合を有利に進めて欲しいと思います。今日は4バックでのスタートが濃厚です。中盤は中村憲剛がアンカーで大島僚太がインサイドハーフになると思うので、そこで生まれるボール回し、攻撃のスイッチの変化にも注目したいと思います。
甲府には去年のアウェイで逆転負けしてます。相手は現在最下位で、失点も多いチームですが、だからといっても簡単に点が取れるとは限りません。うまくいっているときこそ、落とし穴には気をつけなくてはいけません。
あとは大久保嘉人のJ1通算ゴール数記録更新ですね。キングカズこと三浦知良まであと1点に迫ったことで、ゴールの際にはカズダンスを披露するのかどうかも含めて、連日注目されています。
ちなみに昨日の囲み取材で大久保嘉人としたのは、こんな会話。
僕「去年のクラブ通算1000ゴール目、自身の100ゴールと、注目されても等々力でしっかりとゴールを決めてきましたよね」
大久保「あー、そうやね」
僕「そしてチームみんなでやるゴールパフォーマンスが、だいたいグダグダになるっていう・・」
大久保「それでいいよね」
僕「それがいいですね」
今回もメモリアルゴールパフォーマンスがいつもグダグダになるという、フロンターレあるある(NO.119)が今回も炸裂するのでしょうか・・。
ではでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
選手のコメントから上手く導いて「フロンターレあるある」(とその宣伝)につなげる、「いしかわごうあるある」ですね 笑