ピックアッププレイヤーこぼれ話〜角田誠が語るベテランの力。



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どうも、いしかわごうです。

 川崎フロンターレのオフィシャルホームページに、角田誠選手のピックアッププレイヤーが掲載されました。

「それが、運命(さだめ)だ。」

 彼のキャリアを振り返ってもらってます。
デビュー戦だったり、東日本大震災後の最初のゲームだったり、彼のキャリアのターニングポイントではフロンターレとの関わりがあるというのも不思議な感じです。前節対戦した相手・ベガルタ仙台時代のエピソードもたっぷり語ってます。仙台時代の経験を読んでもらうと、また味わい深い印象になるかもしれません。

 本編ではカットした部分もたくさんあります。
こぼれ話をひとつ紹介すると、角田選手が考えている“ベテランの力”について。取材中にこんなエピソードを話してくれました。

 実は彼は、京都在籍にタイトル獲得経験があります。
2002年シーズン、黒部光昭、松井大輔、パク・チソンを擁し、破壊力抜群のサッカーで鹿島アントラーズを下して天皇杯を優勝したのです。「あのときは勢いですね。平均年齢も23歳ぐらいだったと思います」と本人。角田誠も含めて主力の平均年齢が若く、タレント揃いのクラブが達成した快挙でした。

 ただ当時のチーム事情を聞いたところ、意外な存在を教えてくれました。

「チームにベテランがいたんですよ。僕ら若手はノビノビしていた中でも、そのおかげで緊張感があった。石丸さん(石丸清隆)、ミニラさん(中村忠)、上野優作さんという3大ベテランがいて、その3人はそこまで試合に絡んでいたわけではなかったけど、練習中からピリッとしてくれていた。でも次のシーズン、ベテランがいなくなって、そこからチームがガタっと崩れた(※2003年シーズン後、京都はJ2降格)。そのときに『ベテランの力って重要なんだな』と思いましたね」

 深い話ですよね。若い選手が活躍できているチームの影には、その環境を作ってくれていた縁の下の力持ちがしっかりといた。やはりチームを引き締めるベテランという存在は欠かせないのだと気づかされます。そして、こんなことも言っていました。
「あのときはベテランの方々を、すごいおっさんやなと思っていた。でもいま三好とか滉とか、俺やケンゴさんのこと、だいぶおっさんだと思っているんやろな(笑)。早いですよ、月日は・・・」

 現在31歳。すっかりベテランと言われる年齢になりました。もちろん、危機感は強いです。

「同じレベルで20歳と30歳なら、監督は20歳を使いますよね。でもその選手に勝る為には、年を取れば取るほどその力を見せつけないとあかん。かといって自分を出し過ぎてもあかんですからね」

 現在のフロンターレは、中村憲剛、西部洋平、大久保嘉人、井川祐輔、角田誠・・・と、ベテランがとても良い感じでチームを盛り立てているような印象を受けます。

・・・・今年フロンターレに加わった角田誠というベテランの力、楽しみです!

最後までよんでいただき、ありがとうございました。


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