ルイス・スアレスの自伝「理由」〜変えてはいけないものもある。



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 どうも、いしかわごうです。
今週は原稿の締め切りラッシュ。明後日締め切りの原稿を3本ほど抱えている状態なので、今日もブログは手短に。

 書評の依頼で、ルイス・スアレスの自伝「理由」を読みました。

 書評原稿に関係ない部分の感想をいうと、リバプール時代のアンフィールドのロッカールームの話が良いですね。
控え室がとても狭いことで有名で、置いてあるのもただの長椅子。そこに皆が並んで座るだけなのだけど、「周りとの距離が近くてチームメートに囲まれている感覚がある」と。それが昔からの伝統で、チームに一体感を生み出しているというもの。

「広く改装すべきだと思うかもしれないけど、そう思っているリバプール選手は一人もいないはずさ。あの雰囲気を変えてしまったらアンフィールドではなくなってしまう」 

 サッカーはチームスポーツ。その人が集める場所は、ただ豪華に、広くすれば良い、というわけではないんでしょうね。

 そしてこれを読んで、フロンターレのこともちょっと思い出しました。
ファイフロの座談会で、仙台から移籍してきたばかりの角田誠選手が、「クラブハウスのロッカーが狭くて、必ずみんなと顔を合わせる。だから、フロンターレの選手は仲が良いんじゃないかな?」みたいなことを言っていたんですよね。アンフィールドのロッカーの話を聞いて、なんだかそれに近いものがあるのかな、とも思いました。

 工事が始まった麻生のクラブハウス。
「変えるもの」、「変えないもの」があるとすれば、選手のロッカールームは別に今のサイズでもいいのかも・・・笑。なお、その分、プレスルームは広めかつ快適な空間に変えてくれてかまいません!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

あとこの本はヤバイです。


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