ワンポイント書評:上原浩治投手の「覚悟の決め方」〜後悔しないために、準備を怠らない。



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 どうも。いしかわごうです。

 アジアカップ開幕が近づいてますね。フロンターレからは小林悠選手が日本代表に選出されています。

 そんな小林選手がさきほど更新したブログ記事。アジアカップでの登録背番号は13。ただ前回と同様に19だと予想して、スパイクに「19」と入れて事前に作ってしまうあたり、いかに代表慣れしてないかがよくわかりますね・笑。13番といえば、前回のワールドカップで大久保嘉人選手がつけていた番号でもあります。なんだか良い感じの継承ですな。

 野球の話になってしまいますが、レッドソックスの上原浩治投手は、「自分が19歳のときの気持ちを忘れたくない」という思いを込めて背番号19番を選んでいるそうです。彼は高校卒業後、一年間予備校での浪人生活をしてから大学野球部に入部してますからね。僕の青春時代には、19というフォークデュオもいました・笑。

 よし!せっかくなので、本日のワンポイント書評として、上原浩治投手の「覚悟の決め方」を扱いましょう。

 去年の5月に出た新書です。2013年には、レッドソックスでワールドシリーズの胴上げ投手になり、ベテランとして進化していることを証明しました。読んだきっかけは、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で上原浩治投手を特集した回を見て、それでなんとなく興味を持ったからです。番組を見ていたのと、新書なのでサクサク読めました。仕事に対する準備の大切さや自身の考えを、ビジネスパーソン向けに語っています。

 サッカーに限らず、アスリートの日常に密着したドキュメント番組は好きでよく見てます。本番で最高のパフォーマンスを発揮する為に、彼らが普段どんな準備をしているかを垣間みれるからです。彼らにとっては睡眠や食事といった日常の行動も、試合という仕事に向けた準備の一部。上原投手は、その一日一日の準備をかなりのこだわりを持って行っているのがよくわかります。本の中では、「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも放送されていた内容を自ら紹介していました。

 例えば試合の日のルーティーン。
誰よりも早く球場に来て、まずはケガを予防するマッサージを1時間から1時間半を行い、そこから自分のトレーニング。それをチーム全体のウォーミングとキャッチボールが始まる前に済ませています。

 そして試合が始まれば、出番に備えます。クローザーという仕事柄、出番が巡って来るかどうかは展開によるわけで、準備をしても何も声がかからない日もあるわけです。

 試合後は、軽めのトレーニングしてから岐路につく。誰よりも早く球場に来て、最後の球場を後にするのも一番最後で、ホテルに着くのは、だいたい深夜12時過ぎ。

 そこからホテルのバスタブにお湯を張り、入浴剤を入れてゆっくりする。そして缶ビール(プレミアムモルツでした)を飲みながら食事。これがシーズン中の唯一の楽しみなのだとか。

 ただホテルでも超音波を当てながらの肩や肘の治療を行っており、治療が終わるのはだいたい2時過ぎ。この超音波での治療があるので、試合後にチームメートと外食することはないそうです。こうして3時頃に就寝し、翌日にまた誰よりも早く球場に向かう・・・。

 傍目からみると、とてもストイックです。実際、心身には相当な負担があるらしく、2013年のポストシーズンの最後は、缶ビールの僚も増えたし、睡眠薬と胃薬と鎮静剤を服用して過ごしていたとも明かしています。

 でも、なぜそこまでやるのか。あるいは、なぜそこまでやれるのか。

 「後悔したくないから」 

上原投手はそう言い切ります。

 しっかり準備をした上の結果ならば、仕方がない。なぜ打たれたのか反省したら、あとは気持ちを切り替えるだけだ。
 
 だが遅くまでお酒を飲んだ翌日に打たれたり、電気治療をしなかったばかりにケガをしたりしたら、つまり準備を怠ったことで悪い結果を招くことになったら、悔やんでも悔やみきれない。
 
 だから、試合の前日に夜遅くまでお酒を呑むなんてことは、アメリカに行ってからは一度もないし、もうこのまま寝てしまいたいと思ったときでもひとりで治療をする。

 後悔しないために、自分がやるべきことは徹底的にやる。だけど、自分がコントロールできない範囲に関しては、いい意味で、割り切ってしまう。上原投手に限らず、長く活躍している一流アスリートはこのへんのバランスの取り方がとてもうまいと思います。

そんな彼を突き動かしているものについて、たくさん語っています。野球の専門的な話は少ないので、読みやすいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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